シャルル・ド・ゴール空港から市内まではいくつかの方法で行くことができます。





①電車

②バス

③タクシー

④ウーバー





実はここをなかなか決められずにいたのですが迷った理由としては、





①電車はメトロのPER線という治安の悪いラインを利用。メトロを使うとホテル最寄りまで一本で行けるし、安いし早いけど一番のネックが治安。スーツケースゴロゴロしながら乗るとスリに真っ先に目をつけられそう。

YouTubeとか個人ブログでは絶対やめたほうがいいという意見がある一方で、気をつければ問題はないという意見もあり、悩まされた。



②バスはロワシーバスというオペラ座直行のバスがあり、値段もまぁ安いし治安も悪くなさそうなところが良いが、問題は場所。

オペラ座からホテルは結構遠く、そこからホテルまではバスか地下鉄乗り継ぎあるいはウーバー利用しなくてはならないので面倒。




③タクシーは一番手っ取り早く安心安全ですが、問題は高い!それだけ!





④ウーバーも一瞬候補にいれたけど、空港発だと待ち合わせに難儀しそうなので、これは早々に外す。






入国したらそこはもうフランス。






フランス人だらけフランス語だらけ、場所も言葉も全然わからないからとりあえずSortie(出口)の言葉を目で追いながら、警戒しながら、歩く。






不安だし、怖いし、でもこの1人知らないところを歩くヒリヒリした感覚たまらん。





女一人、スリがわんさかいるパリで警戒心MAX。近づいてきたやつみんな殺す、みたいな気迫で歩く。







ちなみに入国してすぐ、トイレで防犯対策。


セキュリティポーチにクレカとパスポート、キャッシュをいれてスマホは首かけ。







ここでTAXIの表示とPERの表示を両方みつけ(右いけばTAXI左いけばメトロ)、ちょっと視察をしようと左へ。

雰囲気だけみていけそうだったらメトロで行こうか。






と、歩いていくがちょっと変なひとを数人みつけ、肌感で警報が鳴ったのですぐ引き返す。





ちょっと変なひと、というのはなんか雰囲気です。雰囲気がほの暗い感じ。漠然としてますが、普通のひとじゃないような、肌に警戒心与えるような感覚を感じさせるひと。






別にわたしが過剰なだけかもしれませんが、ちょっとでも何か感じたら行かぬが勝ちです。







メトロはやめておとなしくタクシーへ。





タクシーは定額で62ユーロ、ホテルの場所をスマホで見せたらすぐ、わかってくれましたが市内までは渋滞がひどく、かつドライバーさんの香水がきつくちょっと車酔いしてしまいましたゲロー






車窓みながら、でもヘロヘロゲロー








ヘロヘロしてたらいきなり目の前に凱旋門あらわれて視界がびっくりした。
こんなさらっとくる?







空港から結局1時間以上かかったかな、ようやくホテル着。




ドライバーさんはきっちり62ユーロだけ請求してきて、クレカも問題なく使用できました。




めるしー!









ホテルに着いたはよいものの、まだ朝の7時。
当然チェックインはまだできないので荷物だけ預けて、とりあえず街歩きです。




外の空気吸ったらすこし気分が落ち着いてきた。



おー、パリだ。







歩いてるだけで町並み可愛すぎてテンションあがる。





ホテルから歩いて10分くらいのサンジェルデプレ教会へやってきました。




こちらパリ最古の教会です。






扉をくぐった瞬間、空気がかわりゾクッと鳥肌がたつ。



空気が少しだけ黴臭いような独特の匂いで、ここだけ重力が少し変わったように感じる。








空気の重みはすなわち歴史の重みなんだろう。




ヨーロッパの教会はずっと行ってみたいと思っていたけれど、初めてがここパリ最古のサンジェルデプレ教会でよかった。







しばし圧倒されて言葉を失う。





すごいところに来てしまった、、、



次はこれもまたすぐ近くにあるサン・シュルピス教会にいってみよう。




Googleマップみながら、てくてくと歩く。



街自体の怖さとか不穏な感じとかはとりあえずサンジェルマンデプレ界隈では感じなかったです。



時々物乞いのような方たちは見かけますが、善良そうな一般市民が多く歩きやすい。



教会までの道中スーパーがあったので入ってみる。






生鮮品、惣菜、菓子、お酒などありこういう街のスーパーはただ見るだけで面白い。





スーパーを冷やかしたらそのすぐ先に教会を見つける。



サン・シュルピス教会。

ノートルダム大聖堂の次におおきいそうです。







こちらも素晴らしい。



しばし椅子に座ってぼーっとし、ただ空間に身を委ねます。


なんて贅沢な時間。



生きてるうち、またここに来ることが果たしてあるんだろうか。





しかし一人旅だとこういうとこがいいですね。
無理して話さなくていい。




ひとりで勝手に感動すればいいんだもんね。