日本で「醤油」として売っているもののうち、約8割は「脱脂加工大豆」からできています。
【脱脂加工大豆とは?】
大豆に熱や圧力を加え平らに押しつぶし表面積を多くした後、ヘキサンという薬液に浸し油分を溶出させて、残ったもの。
油分は大豆油としてサラダ油、マヨネーズ、マーガリンなどに使われる。
お醤油のメーカーは1400軒くらいあるんだけど、実際にはもう名前だけで他社が作った商品に自社ラベルを貼ってるメーカーもあるし、全体的にオートメーション化が進んでるから、「昔ながら」のお醤油屋さんは10軒とかしかないんですって。
この前見学に行った三ツ星醤油さんは、麹から自社で作っていて、全部手作業。
搾りも、自然に任せたあと、圧をかけるというシンプルさ。
金太郎飴みたいに同じもの食べて、金太郎飴みたいに同じ人間作ってる場合じゃない
ちなみに、三ツ星醤油さんのお醤油の原材料には本味醂って書いてありますが、
1000リットルに対して1.8リットル(つまり0.18%)しか使ってないから表示義務はない(5%以下は書かなくていい)のだけれど、昔から書いているからわざわざ変える必要がないので書いてあるらしい。
これからは、どこまでも正直者なこの会社のお醤油を買いたいなあと思うのでした。