棺桶の中からあの世までのラストライブ♪ | サオ李の鼓々一蛮って事♪

棺桶の中からあの世までのラストライブ♪

ニュースでタレントのウガンダ・トラさんがお亡くなりになった、と。



元祖デブキャラ、というより、
ドラマー、それも抜群なリズム感の持ち主でらっしゃいました。 

あの伝説的お笑い番組「オレ達ひょうきん族」でも活躍されてましたが、

時折見せるダンス・ステップの軽やかなこと――――――正直、あの大きな体からは想像出来ないモノでした。 


ドラムはというと、
グッチ裕三さん、モト冬樹さんとかつてビジーフォーというコミックバンドを結成されてましたが、

飛び出すギャグ満載ななか、
何気に振るショットは確かなタイミングでちゃんと効かせてて、

バンドのSHOWの鍵はこのウガンダさんの絶妙なドラミングが握ってるんだな、と思いました。 


晩年は最後の出演作となった映画の中で、
ドラムセットに座り、スティックを振る姿が画面に流されてました。



たくさんの仲間に見送られて、
その皆さんに感謝の意味も込めて、

棺桶の中から天国までの道のりの間、
ドラムをリズミカルにダイナミックに、
そしてコミカルに鳴らしながら、

きっとウガンダさんはそんな風に皆さんにお別れを言っただろうなと、
私は思います。


ドラマーとしてウガンダさんのようにまでは決して至らない私だけれど、

もし自分もその時が来たら、

たとえどんな惨めな形でその時がやって来たとしても、 


最後は自分の好きな形で感謝の気持ちを表して去りたいと思います。 

アイツに、あのコに、あのコに、あのコに、あの人に………。


グッチ裕三さん達が言ってた、
「大好きな音楽やり続けてアイツは幸せだったんじゃないかな……。」


音楽仲間としてこの上ない賛辞の言葉やなぁ。。。。。