黄砂が舞い上がる今日この頃、、、
特にアレルギー性鼻炎の方にとっては辛い季節です。
患者さんの中には、アレルギー性鼻炎を発症して
鼻が詰まって夜中に目が覚めてしまう。
結果、睡眠時間が２～３時間だった。
とお悩みを抱えた方からご予約もありました。
なので今回の記事では、
黄砂によるアレルギー性鼻炎の原因と症状、
そしてお家でもできる簡単お灸ケアを通じて
改善を促す効果的な方法についてご紹介します。
そもそも黄砂ってなに？
黄砂は中国やモンゴルなどから飛来する微小な砂や粒子のこと。
主に風に乗って日本や周辺地域に運ばれ、大気中に浮遊します。
春の荒れた風に乗って日本全土を巡っているわけです。
黄砂には砂だけでなく、微生物や化学物質も含まれています。
これが呼吸器や皮膚へ、、、
肌が荒れてしまうのも、鼻が詰まるもの
黄砂に含まれる微生物や化学物質の影響と考えられます。
黄砂がなぜ症状を引き起こすのか？
上記でもお伝えしましたが、黄砂には微小な粒子が含まれています。
これが鼻や喉を刺激し、アレルギー反応を引き起こす原因となります。
特にアレルギー体質の方は、黄砂が体内に入ることで
鼻粘膜の過敏反応を誘発しやすくなります。
黄砂によるアレルギー性の症状として、
鼻づまり、くしゃみ、鼻水、目のかゆみや充血など、
アレルギー性鼻炎の典型的な症状は黄砂の影響により
症状が増強されることがあります。
粒子が細かい分、花粉ではいけないところにも
黄砂が入り込んでしまうと喘息発作や鼻炎の症状の悪化も考えられます。
もし、花粉症の症状がひどくなったと感じる方は
一度、耳鼻咽喉科や内科への受診も推奨します。
お灸で鼻炎ケア！ストレスフリーな日々へ
鼻炎ケアに良いツボ３選！
１．曲池（大腸経）
肘を曲げた時に外側にできるしわの先にあるツボ。
鼻炎の方にこのツボにお灸刺激をしたところ、
鼻がすーーーっと通った！
熱がこもっているような感覚も引いたと効果を実感される方が多いツボ。
私自身も鼻が詰まっていたりすると、
指でぐっぐと指圧したりもします。
そうすると瞬間的にすーっと通ります。
そのあと帰宅してからお灸を据えるとより効果が長続き
２．尺沢（肺経）
肘を曲げた時にできる内側のしわの上で、
真ん中に腱があるのでその右側にずれたところにあるツボ
鼻炎と同時に咳き込みがあったり、呼吸器系の症状の緩和に
３．印堂（任脈）
眉間にあるツボ
ここは顔にあるツボなので、お灸は絶対にしないでください。
ただ、指での指圧でつーんと感じるかと思いますが、鼻炎にオススメなツボです。
鼻の通りがスムーズに改善するのに期待できます
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