春の不調

 

春と共に、多くの人々がストレスと疲労感に直面しています。

新しい季節の始まりや生活リズムの変化によって、

心身のバランスが乱れやすくなります。

 

 

なぜそうなってしまうと思いますか?

 

 

 

理由としては、

春は気温の変化や花粉症、

新しいスケジュールに適応するストレスなど、

様々な要因が疲労感やストレスの原因となります。

この状況が続くと、心身の不調や睡眠障害が引き起こされることがあります。

 

 

サムネイル

鍼灸師の半藤花奈ですニコニコ

鍼灸師歴10年目に突入、鍼灸専門学校講師を努めながら

はりきゅう治療ここはれてを運営しています。
鍼灸師半藤ってこんな人

 

 

ストレスが引き起こす心身の不調

ストレスは適した量であれば、身体を強くし抵抗力を身に付けます。

しかし、ストレスによる刺激が強すぎたり長期間刺激され続けると、

身体は抵抗する力が弱り心身の不調をきたしてしまいます。

ノルマがある仕事や期限付きの仕事をしている時、

数字というプレッシャーは大きくのしかかる方もいるでしょう。

 

人間関係で悩んでいる時、仕事に行くことが怖い、嫌だと感じる方もいるでしょう。

 

満員電車や慣れない車移動、環境の変化に疲れも積み重なりますよね。

 

そのプレッシャーや感情、疲れを見て見ぬふりしてしまうと

自分でも知らない内にため込んだものが溢れてきてしまいます。

 

一つずつ積み重ねないように、

身体と向き合う習慣を今から身に付けましょう。

 

 

 

 

 

 

東洋医学でみる春の不調

東洋医学では、自然界も含めて人の体も

「陰」と「陽」の2つに分類する考え方があります。

 

「陰」と「陽」の関係性は、

朝日が昇るのに合わせて「陽」の力が増していき、

正午が「陽」のピーク

そこから「陽」が陰り、「陰」の力が現れ

真夜中が「陰」のピーク

朝日と共に「陰」が陰り、「陽」の力が増していきます。

 

その様子を表している図がこちら下矢印

陰陽太極図

 

見たことがある人も多いのではないでしょうか。

黒が「陰」、白が「陽」を表しています。

 

そして、目のような模様は、「陰の中にも陽がある」「陽のなかにも陰」がある

ことを示します。

 

この考えから季節の代わりを当てはめると、

夏至が「陽」のピーク、冬至が「陰」のピークです。

 

3月ごろは、「陰」の力が強い時期からだんだん陰り、「陽」の力が増していきます。

桜の開花が代表的ですが、植物が芽吹き始めることからも内に蓄えていたエネルギーの流れが外に向かいます。

この流れは、心と体のエネルギーの動きにも影響を与えています。

 

さらに、新学期や就職、異動、引っ越し、新たな仕事の始まりと

いろいろ物事が動き出しますよね。

 

その結果、この陰陽のバランスが崩れやすくなってしまいます。

どちらかに傾きすぎてしまうと不調が生じやすくなりますが、

事前の知識があればそれらを緩和することができます。

 

春の不調には「肝」を養生しよう

春は「陽」の力がぐんぐん増していきます。

その影響は体の五臓六腑の働きを活性化させていきます。

 

五臓六腑のなかで「肝」は冬のあいだに体中に溜め込んでしまった不要なもの(老廃物や脂肪など)をとにかく一気に解毒しようとしてフル稼働、疲弊しやすい状況を強いられています。

 

「肝」が疲れてしまうと起こるカラダにとって不都合なことは、

● 精神的に安定せず、イライラや不安感が強くなる

● 血の巡りが滞りやすく、肌のゆらぎやニキビができやすくなる

● 肩こりや筋肉がつりやすくなる

● 血の巡りが上半身に集中しやすくなり、のぼせやふらつき、めまいがでやすくなる

● 「肝」は目との関係が深く、目の充血やかすみ目といった症状が出やすい

● 喉のつまり感や鼻づまりといった滞りがおきやすい

● 解毒作用がうまく出来ず、重だるい疲労感を感じやすい

 

これらの症状は「肝」が関係していると考えられます。

病院へ行ってもとくに診断がつきづらいため、自律神経の乱れ、ストレスによるもの

過労などで片付けられやすい症状ですが、東洋医学の観点からは「肝」の不調との

結びつきから施術を行っていきます。

 

春と東洋医学

 

肝を養生するには、気血を巡らせる

 質のよい「血」をしっかり満たすこと、夜更かしやストレスなどによる「血」の無駄遣いをしないこと、めぐりを整えていくことは「肝」の養生のために大切なことです。

 

多くの方がやってしまう寝る前のスマホは、「肝」を消耗させています。

朝起きたとき、「っ疲れた、、、」「帰りたい、、、」と思うことありませんか?

 

 

原因に心当たりがあるならば、だまされたと思って1週間寝る前のスマホをやめてみてください。

 

質の良い「血」を巡らせる方法として一番良いのは、食事です。

「肝」を滋養してくれる食材はこちら指差し

 

● ほうれん草

● なつめ

● あさり

● 柑橘系の果物(グレープフルーツやレモン)

● アボカド

 

など

 

今からコンビニへ行っても手に入る食材ばかりです。

ごはんのお供に追加してみてください。

 

 

食事以外では、

● なるべく決まった時間帯に寝起きする

● 1日1回の屈伸などの簡単な運動をする

● ストレスを溜めないようにカラオケや運動、推し活で発散する

● アロマなど心地よい香りでリラックスして、肝の高ぶりを鎮める

などの習慣を取り入れることをおすすめします。

 

ちなみに私は、カラオケと推し活で発散することが多いです♪

 

見て見ぬふりをせずに心と体と向き合う時間を作りましょう

この時期に生じやすいイライラや不眠、肩こりやむくみなどの不調は、
いつもの状態ではなく、心と体からのサインです。
体の中で生じる小さなアンバランスが不調という形であなたに
メッセージを出しているのです。
 
あなたにあった方法でそのメッセージを受け取り養生していってください。
そしてその養生の一つに鍼灸という方法を知っていただけたら幸いです。
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

\ フォローバックしてます /

フォローボタン

 

ご予約・お問い合わせはりきゅう治療 ここはれて
愛知県名古屋市守山区を拠点に出張鍼灸中
鍼灸師 半藤花奈

営業時間
火水日   10:00 ~ 19:00
木金土   17:00 ~ 23:00

定休日
月祝日

ご予約はネット予約がおすすめです。
 
固定電話はありません。
お問い合わせは公式LINEよりご連絡ください。
友だち追加
ご登録の際には、ご予約者様の確認のため
お名前(フルネーム)をメッセージいただきますようお願いいたします。
 

ホームページはコチラ

しんきゅうコンパス(予約サイト)はコチラ


完全予約制:1日5名様限定
当日の空き情報はInstagramストーリーズで配信しております。

★初めての方へ 最初にみるページ
★提供メニュー
★患者様の声
★よくある質問
★出張鍼灸について

★プライバシーポリシー

★免責事項