【神戸岡本ヘアサロン(美容室)】KOKO hair [ブログ更新]
トップスタイリストが髪のお悩みを解決する「KOKO部屋」のコーナーです☆
Q-ノンシリコンのシャンプーって実際のところどうなんですか？髪に良いんでしょうか。
A-とてもよくある質問ですね。
結論から言うと、「どんな商品であれ、それぞれの商品の品質による」というのが答えです。
ただ、「ノンシリコン至上主義」的な風潮があるのは確かです。
ノンシリコンのシャンプーだからといっていい事ばかりではありません。
ノンシリコンのシャンプーを使用していても
「髪がバサバサになった」や「乾燥してきた」など感じられている方もいらっしゃいます。
そもそもシリコンとはなんなのか・・・というと、
人工高分子化合物の「総称」です。
ちょっと小難しくいってしまいましたが、要は人工でつくられた成分ということです。
ただ、ここで注目すべきなのは「総称」ということです。
シリコンがシャンプーに入っている理由としては、髪をコーティングするのに即効性があり、髪へのダメージを防ぐようにしたり、髪に艶を与えたりするために入っています。
そしてこの「シリコン」はあくまで「総称」。
簡単に言えば、頭皮や毛髪に良くないシリコンもあれば、害が少ないシリコンも存在しています。
私が美容業界に入った10年以上前から、実はノンシリコンシャンプーは存在していました。
今ほどシリコンに対する説明が無かった時代です。
確かにシリコンの品質で頭皮につくとアレルギー反応を起こす方も出たそうです。
ですが数年前にあるメーカーの化学工場に行ったときに興味深い話を聞きました。
性質は表記名でわかりますが、分子量は表記名を見てもわかりません。
分子量が大きいものにアレルギー反応を起こしていた時代もありましたが今の時代に出来ている商品は品質は悪くないそうです。
シリコンは最近悪いように思われがちですが低価格でそれなりの手触りが手に入るのがシリコンのメリットです。
逆にノンシリコンのシャンプーで品質の悪いものを使用してしまうと、シリコンはシャンプーで頭を洗っている時の摩擦から毛髪を保護する役目も果たしているので、通常以上にダメージを与える原因になります。
仮に、ノンシリコンシャンプーやトリートメントを使用するのであれば、なかでも品質の良いものを選ぶように心がけ、その後の流さないトリートメントなどで栄養補給とコーティングを行っておいた方がいいです。
さらに改善がみられるのは、品質の良いものでも(個人差はありますが)２，３か月かかってくるので、焦らずに取り組むことが大切になってきます。
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