火水は、総勢11名の同級生との麻雀デー

とある雀荘のレディースクラスに集うのだが、

参加できる日に気儘に参加する、ってことにしてるので、

全員が揃うことはほとんどない。

今日は、3人だった。

そんな日は、同級生以外の方に入っていただくのだが、それもまた楽し。

皆さん、私達よりも年上だけどとってもお元気だし、

気持ちのいい方ばかりなのだ。

今日は、Fさんだった。

あそこが痛い、ここが痛い、のハナシに花が咲くのは毎度のこと。

私は、Fさんと初めましてだったが、

既に何度もご一緒してるM子が、

「Fさんは凄いのよ~。すい臓癌の末期だったのにすっかりお元気なの」と言うではないか。

Fさんも、

「そ~なのよ、この手術して死んでないのはアタシだけだって言われてるのよ」

とニコニコ笑ってる。

と思ったら急に顔を曇らせて「やだ~、フリテンだわ~」と嘆くので、

たった今聞いたばかりで、え~~!と驚きさめやらぬ私は思わず、

「い~じゃないですかっ、フリテンぐらいっ!!」と叫んでしまった。

昨日、今日、助かったって話じゃ無し、7年も前のことだってのに。

私の言いっぷりがあまりにも真剣だったもので、皆爆笑。

Fさんも一瞬唖然としてからぷっと吹き出した、そのお顔が忘れられず、

今宵は思い出し笑いがとまらない。