さっき、CMで聞き覚えのある曲が流れてきたので、
思わずハミングしてしまった。
でも、コレなんだっけ??
流れてたのは、ピアノ曲になってたけど、
多分、歌詞のある曲だったような・・・
で、すぐに思い出したわ。
「木綿のハンカチーフ」だった。
この曲、絶賛する人、多いよね。
コレがリリースされたのは、1975年。
私は、高3だった。
確かに、今聴くと、太田裕美の透き通るような歌声には、
癒されなくもない。
でも当時は、
もっと深みのあるハスキーボイスの方が断然心に染みたし、
なにより、歌詞がね・・・
都会の人間より田舎の人間の方が、
シルクより木綿を好む方が、
純粋で心がキレイだと言わんばかりで、
こんな単純な決めつけ方ってある??
当時から、聴くたびにモヤモヤしてた。
しかも、全然悪くない男が、
女のへんてこりんなスタンスによって悪者扱いされ、
男自身も罪悪感を感じてるのだから、
気の毒としか言いようがない。
男よ、どうか、
都会の絵の具に染まるなだの、
スーツなんか着ないでその辺の草に寝っ転がってろだの、
木綿だシルクだしのごの言わない女性と、
都会で幸せになっておくれ