みなさん、こんにちは
久しぶりのブログ更新です。
市長の所信表明に対する、代表質問が終わりました。
枚方市議会の一般質問は答弁時間も入れて30分。
本当に短くいつも苦労してますが、代表質問は質問時間のみのカウントで70分使えます
ただし、一般質問が一問一答方式なのに対して代表質問は一括質問方式。色々な質問をまとめて3回しか質問出来ません…
そして、所信表明で述べられたことに対し質問することが大原則となっています。
ところが、今回の所信表明は、今までの所信表明と違い、今後、4年間の大きな方向性だけ示すと言うことで、公約事業も含めて何をどう実現していくのか、さっぱりわからないものになっています。
市民の暮らしや市政の課題もこれまでの市政の総括も何もない。ないないづくしの所信表明。ペラペラの内容です。
なので、キーワードを頼りに、これはどういう事か?何をするのか?的な質問から入らざるを得なくなります。
ジャニーズ会見で、一問一答のみ方式に対する批判が出てましたが、一問が無駄になる、議論を深める事を妨げる悪い所信表明です。
そして、都合の悪いことは書いてません。財政は堅調なのに、これからも受益者負担の徹底、公共施設駐車場の有料化を進めると聞けば答えます。
市長の悪さが極まったのか?単に中身がないだけか?わかりませんが、市政史上最低の所信表明です。
そんな所信表明ではありますが、
①学校給食の無償化、②児童相談所の設置
この2つを進めるとした事は大賛成です。
ただし、給食無償化は10億円必要で、児童相談所設置には専門人材の養成、確保が40人から50人は必要になりそう。
他会派からは給食無償化は賛成だけど財源確保どうするのかと懸念の声があげられていました。
私たちも当然、本来は国が責任持ってやるべきだと思います。また、児童相談所設置にあたっても充分な財政措置が必要で、しっかりと求める必要があると思います。
ただ、待っているだけでなく、進めていくべきというのが、私たちの考えです。
だからこそ、市駅前大開発は見直すべきです。
財政の見通しも今回は示されなかったので、議論は先送りです。
そして、4年間の市政運営を語る前に、公職選挙法違反疑惑についても質問しました。
祝勝会に参加して挨拶をしたことが公職選挙法違反ではないかと文春オンラインの記事で問われてきました。
祝勝会、心からありがとう と感謝の言葉が書かれた横断幕前で挨拶する市長の写真。そして、案内文も祝勝会だった。
色々と言い訳されてますが、言い訳に何の根拠も示されてません。
枚方市には、枚方市長の職務に係る倫理に関する条例が、あります。
これは、伏見たかし市長による伏見たかし市長のための条例。自らを律するために自分だけに適用する条例をつくり、何がダメなのか、その判断基準も自分自身で判断するというもの。
こんな条例では疑惑をはらす役に立ちません。まともな政治倫理条例への改正を求めましたが、やる気なし。
さて、この問題、どうしたものか。有耶無耶にはしたくない。