いよいよ長崎の原爆資料館の中へ。


目を背けずに、

原爆被害の実態を学びたいと思います。




中には、

平和への祈りを込めたモニュメントが

いくつかあります。

落ち着いた気持ちにさせてくれました。




しかし、心が落ち着いたのもつかの間、

展示室に入ると・・・

原爆の恐ろしさを目の当たりにすることに・・・


こちらは被爆した時計です。

原爆の投下時刻の午前11時02分で止まっています。




そして復元された、

被爆当時の浦上天主堂。


実際に崩れかけた建物を目の前にすると、

なんともいたたまれない気持ちになります。




その他にも、

とても写真に写せないような、

原爆の悲惨さを物語る資料がたくさんありました。


こちらは、長崎に投下された原爆の模型である

「ファットマン」です。


この一発で何万人もの人が亡くなったのかと思うと、

恐ろしさがこみ上げてきますね。




資料館を出て、

もうひとつ訪れたいところがありました。


そこは、歩いて20分ほどのところにある、

山王神社の鳥居。


被爆により、半分しか残されていないので、

一本柱鳥居とも言われます。




近くには、もう半分の崩れた鳥居が、

道に横たわる形で保存されていました。




山王神社といえば、

神社内にあるこの2本のクスノキが有名でしょう。


被爆により、枯れ木同然になりましたが、

奇跡的にここまで甦りました。




被爆を乗り越えて・・・

なんともいえない生命力を感じます。


福山雅治さんがこの木をテーマに

曲を作った事でも知られていますよね。




その後は、山王神社に参拝しました。


7万人以上の亡くなった方への追悼の意を込めて・・・




こういうところを見て回ると、

改めてアメリカが行った残虐さ、

そして日本が突き進んだ戦争への過ちなどへの、

怒りがこみ上げてきました。


結局、犠牲になるのは

全く罪のない一般市民であること。

戦争はそれを物語っていました。


二度とこのような悲劇を繰り返してはいけない。

そんな強い思いを胸に刻みました。