長崎旅行の最終日。
この日はどうしても訪れたい場所に行きました。
ホテルの前から路面電車に乗って松山町へ。
歩いて5分もしないうちに、
見えてきました。
原爆で亡くなった方々などを慰霊する、
平和公園です。
今年は戦後70年。
この機会にぜひ訪れたかった場所でした。
ここは10年前、大学生の時に来て以来ですが、
あの時は無知だったな~と思わせますね。
平和祈念像を、見つめながら、
こみあげるものを抑えながら・・・
そんな事を感じていました。
ここはかなり高台にあり、
長崎の街並みを見渡すことができます。
その中で気になる教会が・・・
浦上天主堂です。
今では立派なレンガ造りの建物ですが、
ここも原爆の悲劇に遭いました。
平和公園から歩いて10分もしないうちに、
浦上天主堂に到着しました。
日本最大規模のカトリック教会として、
今では長崎の観光名所になっています。
さすがに大きな教会でした。
教会から移動して、
今度は原爆の爆心地にやってきました。
70年前の8月9日、
まさにこの場所の上空500メートルで原爆が炸裂。
私には、
犠牲者のご冥福をひたすら祈る事しか
できませんでした。
そして浦上天主堂も完全に崩れ落ちました。
その遺構が今でも残っています。
現在の建物は戦後に復元されたものです。
長崎に来たからには、
もっと原爆の悲惨さを学びたい・・・
その思いで次なる場所へ。
長崎原爆資料館です。
館内を見学する前に・・・
ちょっと屋上へ。
ここからは浦上地区が一望できます。
しかし、70年前、
ここはまさに原爆により、
焼け野原と化していました。
その時と同じ位置で撮影したものです。
現在の緑があり、そして町並みがあり・・・
その復興ぶりに驚くばかりです。