長崎に着いて、
どうしても訪れてみたかった場所があります。
そこは軍艦島。
今年7月に「明治日本の産業革命遺産」として、
世界遺産登録されました。
今、話題のスポットへ。
長崎の港からツアーに参加して船で向かいます。
今回、お世話になったのは、
「軍艦島コンシェルジュ」
大人1人3600円で、
軍艦島観光を楽しめます。
それでは長崎の港を出発!
ながさき女神大橋を渡り、
船は港の外に出ました。
高速船で揺られること、およそ1時間!
見えてきました。
軍艦島です。
いや~、やっぱり生で見ると感動しますね。
こちらは内海側です。
正式な島の名前は端島(はしま)と言います。
その島の形から通称「軍艦島」と名付けられました。
しばらく船は軍艦島付近を周遊。
外海側から見ると、またちょっと形が違います。
こちらの方が軍艦っぽいですかね。
明治から昭和にかけて炭鉱で栄えたこの島。
しかし、1974年に閉山してからは無人島になりました。
近年、当時の遺構などが注目され、
2009年から観光客が立ち入れるように・・・
さぁ、いよいよ上陸です!
かつての港は風化が進んでいるので、
新しく整備された船着き場から上陸しました。
島内には、日本初の鉄筋コンクリートの高層アパートなど、
かつての繁栄ぶりを偲ばせる建物が、
今でも残っています。
さすがに劣化が進んでいますが・・・
さすがに自由に島内を回るのは危険なので、
いくつか見学ポイントが整備されています。
そこでガイドの説明を受けました。
一時期は、人口が5000人以上が住んでいて、
人口密度は東京以上だったようです。
まさに「兵どもが夢の跡」という感じでした・・・
そんな歴史を持つ軍艦島ですが、
ガイドからちょっとした裏話を・・・
実は世界遺産に登録された理由は、
この明治時代に造られた堤防が残っていたからだそうです。
名前が「明治日本の産業革命遺産」ですからね。
主な建物は大正時代に建てられたそう・・・
これだけ日本中の注目を集めたのは、
この堤防のおかげという事なんですね。
ちなみにこの軍艦島。
台風の時には、島全体に波がかぶるそうです。
ガイドさんが持っていた写真には、
本当に驚かされました・・・
最後に案内されたのは、
日本初の鉄筋高層アパート30号棟です。
軍艦島の歴史が詰まっていますね。
世界遺産の中でも、
特に見応えのある場所ではないでしょうか。
訪れて良かったです。