バスに乗って旅順の街中へ。


人口は20万ちょっとで、

まぁ、いわゆる地方都市ではありますが、

なかなか活気がありました




街の中心部にある観光地。

白玉山(はくぎょくさん)という展望台にやってきました。


日露戦争の犠牲者を追悼するため、

旧日本軍がこの地に塔を建てました。


どうやらローソクをイメージしているとか。




ここからの旅順の眺めも、

なかなかのものでした。


入口が狭い旅順の湾がはっきり見えます。




実はこの街、

中国海軍の重要な基地でもあります。


2009年まで、外国人観光客は

街の中ですら立ち入り禁止でした。


確かに・・・


海を見渡すと軍艦が停泊していました・・・


軍港という雰囲気です。




正式にはこの街・・・

「旅順口」という名前なんですね。


記念写真スポットです。




続いてやってきたのは、

日露戦争の旅順の戦いで、

ロシア軍のステッセル司令官と

日本軍の乃木希典大将が停戦の協議をした

「水師営」という建物です。




復元された建物ではありますが、

造りは当時を完全に再現しています。




室内には、

その二人の司令官の写真がありました。


いや~、やっぱり歴史的な場所なんですね。

写真を見ると凄く実感します。




祖国を離れ、慣れない大陸で、

苦しい戦争を強いられた当時の日本人。


その思いを察すると、

なんともいたたまれない気持ちになりました。


さて、


昼食は水師営の隣のレストランで。


なかなか美味しい中華料理でしたよ~。