北山崎から南下すると、途中に未完成の高速道路を発見!


まだ一区間だけでしたが、三陸を縦断するのでしょうか・・・

復興の象徴になってくれれば良いですね。




宮古市の田老地区にやってきました。


ここには高さ10メートル近くある大防潮堤がそびえていましたが、

見るも無残な姿になってしまいました。


万里の長城のような存在感でしたが、

これを津波が乗り越えたなんて・・・


恐ろしさを実感します。




まだたくさんの自衛隊がいて、作業をしていました。


現場は非常にものものしい雰囲気で、

緊張感に包まれていました。




宮古市に入りましたが、

信号がまだ復旧していなかったんですね。


震災から2ヶ月たっていましたが、

まだまだ厳しい状況です。




宮古市からさらに南下して、今度は山田町に入ります。


この町もがれきが広がっていました。


こういう光景を見ていると、

本当に胸が苦しくなってきます。

自分にできる事はなんなのか・・・

自問自答が続きます。




ひょっこりひょうたん島の舞台にもなった

大槌町吉里吉里地区。


こちらもがれきが広がった状態で、

美しいはずの海を見る気にもなれず。




そして、いよいよ大槌町へ。

本当に衝撃的な光景でした。


壊滅的というのはこの事を言うのでしょうか。


この写真を載せるのに、少し迷いはありましたが、

絶対に忘れてはいけない事なのであえて載せました。




震災から何年経っても、

東北のこの光景はずっと胸にしまい続けようと思います。


大槌町はそれだけショッキングでした。




役場も完全に崩れかかっています。


亡くなった方にそっと手を合わせました・・・。




ちょっと高台から見ると、

大槌町の惨状がよくわかります。


この災害を何らかの形で、

そして発信力は小さくても、必ず後世に残していこう!


そう決心した場所でもありました。