2011年3月11日。
強烈な揺れと津波が東北地方を襲いました。
東日本大震災です。
まさに未曾有の大危機・・・
発生からおよそ2ヶ月たった頃、
東北に何か少しでも支援したい!という気持ちが強くなっていました。
そこで、ゴールデンウィークを利用して、
役に立ちそうな生活物資を車に詰め込んで、
長野から一気に東北を目指すことに・・・。
いや~、しかし長野から東北の太平洋側は遠いです。
途中で渋滞につかまり、
目的地に着くまでに12時間近くかかりました。
もうすでに夕暮れの時間帯なので、
今夜の宿となる久慈市の「侍の湯・きのこ屋」へ。
この日は移動と宿泊のみとして、
翌日、久慈市内から海沿いを南下することにしました。
国道45号を進んでいくと、
道沿いに大量のガレキが積まれています。
早くも震災の現実に直面することに・・・
海沿いの野田村に入ると、
衝撃の光景が目の前に広がっていました。
建物が全く見当たりません。
全て津波で流されてしまったのです・・・
あまりの津波の恐ろしさに、
言葉をなくしてしまいました。
テレビで見る映像とは違う恐怖感があります。
これが震災か・・・。
支援物資を届けて、再び南下を続けます。
いくつか川も通ったのですが、
周りの木々がなぎ倒されていました。
おそらく逆流したのでしょうね。
ショックを和らげるために、ちょっと休憩。
北山崎の展望台で名物の海岸線を眺めました。
美しい三陸海岸・・・
本来はリアス式海岸を見に、
たくさんの観光客が訪れているそうですが・・・
この日のお客さんはゼロでした。
北山崎の土産店では、
なるべく東北の名産品を買いました。
これぐらいでしか貢献できませんが・・・
三陸海岸を見て、少しリラックスできたところで、
再び宮城県を目指して車を進めます。
途中、三陸鉄道の橋も完全に崩落していました。
信じられない光景が続きます・・・