埼玉県戸田市と浦和区の薬膳教室kokoneましこです(^^♪
今日もムシムシの1日でしたね~。
この日はkokoneの薬膳料理教室、トラブル改善おいしいスープレシピ講座でした。
この講座では女性特有のトラブルの冷え性、貧血、肌荒れなど、毎回テーマを決めておいしいスープレシピ1品をご紹介し、みんなで調理、試食いたします。
今回のテーマは「不眠」。
不眠というお悩みを抱える方は意外と多く、加齢によるもの、心労によるもの、疲れによるものなどなど、様々な症状が原因で眠りにくくなるもしくは熟睡できないなどの症状で悩まれています。
簡単な自己紹介、漢方で考える不眠、陰陽のスイッチがうまく作用しない「眠れない」原因などをお話しし、講座はセルフチェックシートで、ご自身の体質チェックへと移ります。
今回は不眠について3つのタイプに分けて漢方的な考え方と対処法、効果的な漢方食材などをご紹介いたしました。
漢方食材は不眠の代表格、金針菜と黒きくらげ。
金針菜は気血水の巡りをよくするので、どのタイプの不眠の方にもぜひ食していただきたい漢方食材です。
元気のないときやむくんでいるとき、貧血気味の時などにオススメで、かんぴょうに近い食感で、油ととても相性の良い食材です。
教室のインスタにもよく登場していますが、食材としてもとても扱いやすく食べやすいものです。
黒きくらげはカルシウムやミネラルが多く、慢性疲労にもオススメです。
この漢方食材も非常に扱いやすく、炒め物、煮物、スープなどで楽しめて、食感も良く食べやすいです。
この2つの漢方食材を柱に、あとは冷蔵庫にありそうな小松菜、ネギ、しょうが、しいたけ、豚肉など、身近な食べ物で身体の眠る力を取り戻す食材を使い、薬膳料理として仕上げましたのがこちら↓
募集ページなどには書いていなかったのですが、今ちょうど旬の梅シロップを使ったゼリーと、不眠にオススメのブレンド薬膳茶をお召し上がりいただきました(^^♪
今回は陰陽論から不眠についてお話しいたしましたが、次回の開催時は気血水から不眠のお話をしたいと思います。
同じお悩みを抱えるお客様同士の会話も盛り上がり、食事の食べ方、習慣など、いろいろなことをお話しした講座でした。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました♡
眠れないということは、とてもつらいことです。
様々なストレスや慢性疲労で眠れない人が多く、その理由は様々ですが、まずは習慣の見直し、嗜好品を楽しむタイミング、そして食べる時間を決めて一定のリズムで生活を送って元気になってくれるといいな~。
わたしが今、実践養生していることは、休む勇気を持ち、命を削るほど頑張りすぎないことです。
少しずつ変えていくことが、「眠れない」から「たまに眠れる」へ変化していくと自身の経験をもって実証中です。
自分の身体に合う食材を、大切な人と楽しみながら楽しく食べることも大切だな~とたまにぐっすり眠れた日は実感します。
みなさまの健やかな眠りをお祈りしつつ、今回の反省点や課題などを洗い出しつつ、今月の講座の準備です。
次回7月は、関節痛・神経痛です。
ちょうど梅雨時期と重なっているので、水分代謝を改善するおかゆをメインに1品、満席になりましたら薬膳茶とデザートもつけますね~(^^♪
詳細はこちらを見てね↓
http://kokone.sakura.ne.jp/cafe/pg1676.html