キャバリアを離れて
イングリッシュ.セッターの
『かりん』と過ごす不思議な時間が
ケアファミリーとしての私の世界観を
変えて行きました。

私と過ごす時間のほとんどを
ソファーの上でジッとしていた
かりん…
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痩せて心配はしたものの
ご飯も良く食べ綺麗なウンチもしてくれるので
一安心。
でも寂しげな目にふと不安になることも…

散歩も上手に歩けるのだが右後脚に大きなシコリ
病院で腫瘍かもと言われて再診に行った。
幸いと言えば良いのかわからないが骨折をそのまま
放置したためのものだった。
痛みも無さそうなので経過観察することに
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骨折したまま、なんで?
かりんはどこでどんな風に生きていたのだろうか
かりんの目を覗き込むと悲しくて不安な気持ちしか伝わって来ない。
ソファーに座り込み、かりんを撫でる
少しでもかりんの気持ちを和らげてあげたくて
無心で撫で続けた。
私はとめどなく流れる涙を抑えることが
できませんでした。
そっとかりんが手を舐めてくれました。

その次の日、心なしかかりんが散歩に行くのを喜んでいるように感じました。
相変わらずソファーから降りずにジッとしています。
リードを付けると尻尾を振ってゆっくり降りてきました。
散歩に行こうか?かりん…
かりんとの散歩はゆったりとした時間でした。
気づけば2時間近く散歩していました。
それ以来、ハーネスを見ると自らソファーから
降りて来るようになりました。
お座りに伏せ、クレートにも嫌がらずに入ってくれます。
賢くて可愛いかりん
きっとすぐに里親さんがみつかる
そう思うと少し寂しくなりました。

散歩から帰ると私の後ろを付いて回るようになり
2階、3階にも行ったり来たり…
そして1階のお気に入りのソファーの上に
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安心して眠るかりんがとても可愛くてしかたなかったなぁ〜〜

そんなある日姉からの連絡
かりんに会わせたい人がいるとの事。
その人は私も知っている譲渡会場に来ていた方でした。
里親さんにどうかなぁ?
確かフラットを飼ってた人やんなぁ?
娘さんも大の犬好き💕
そしてご近所さん。
それからすぐに近くの公園でお見合い。
数日後、かりん届ける事になりました。

あっと言う間のかりんとの生活に
とても寂しかったが
ずっとの家族に早く繋げてあげる方が
かりんのためにも良いだろうと
準備を進める。

そして譲渡して2日後の朝に事件は起きる。
早朝の散歩で人の気配に驚いたかりんが
里親さんを振り切って突然の逸走。
止めるすべも無くかりんは全力で逃げる。
向かったのは私の家の方向。
連絡を受けて家を飛び出しかりんを探す。
すぐに見つかるとその時は信じていた。
それから2日間、私の家の周りに現れるも
捕まらない。
それから目撃情報があったのは
少し離れた工場地帯。
大きなトラックやダンプが行き交う
危険な場所。
それに雨まで私の心を打ちのめす。
でも見かけたよと言う皆様からの電話に
無事で生きていると勇気が出た。
それから大きな幹線道路を南へ走るかりんを
見かけたと言う情報。
そこは大きな川が流れている。
どうか無事で生きていて
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その日はここで一旦家に戻ることに

子供達の前では明るく振舞っていたが
かりんを思うと胸が痛んだ。
水は飲んだのか足は痛めていないか…
リードがどこかに引っかかっていないか…

そんな時に20キロも離れた警察署からの連絡。
そこはかりんが遺棄された場所の近くだった。
ほぼ間違いなくかりんである。

里親さんが警察署でかりんを確認してから
沢山の皆様に連絡をした。
驚くほどの多くの方々が拡散、協力して頂いたおかげでかりんと再会できることができました。

かりんが我が家に来た経緯を保護団体の代表が
facebookに綴ってくれました。

戻ってからすぐに目、耳、口の中、そして身体、足を
隈なくチェック…
足裏のパッドを見て言葉を失う。
かりんも痛くてキューンと泣いた。
4本足とも肉球が一皮剥けていた。
不安と恐怖の中どれだけの距離を走ったのか…
どうして自分を捨てた飼い主の元に帰ろうとしたのか…


今はこうしてブログを通して
報告することができるのも
かりんが無事生きて戻ってきたからだ。
ケアファミリーとして里親様に
伝える事、繋ぐことの大切さをかりんに
教えてもらった。
そして犬とは人を恨むことも羨むことも知らない
天使であるとかりんは私に教えてくれた。

もっともっと皆様には伝えたい事があるけれど
かりんが『キキ』として生まれ変わり
里親様の元で幸せに過ごしている事を
報告したいと思います。
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キキの帰るとこはここだよ…


ご協力頂いたS様、レイラインのケアファミリーの仲間たち、そして代表。
チラシやSNSを見て自分の事の様に心配して連絡を頂いた方々。
本当に感謝しています。
ありがとうございました。