【出雲大社とは】
縁結びの神・福の神として名高く、日本最古の歴史書・古事記に創建の由縁が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていました。
国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神に国を譲られ、そのときに造営した壮大な宮殿が出雲大社の始まりといわれています。
現在の本殿は延享元年(1744年)造営されたもので高さは約24mですが、社伝によれば太古の時代、出雲大社本殿の高さは現在の4倍、約96mあったということです。
【参拝情報】
●鎮座地
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
●交通案内
JR 出雲市駅より一畑バス大社線「正門前」下車すぐ
一畑 出雲大社前駅より北へ徒歩5分
●電話番号
0853-53-3100
●受付時間
6:00~20:00
※コロナ禍につき、参拝時間18:00、授与時間7:00~18:00までに変更有り
8:30~16:30(彰古館・神祜殿)
●拝観料
300円(神祜殿)
200円(彰古館)
●御祭神
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
●参拝所要時間
目安1~2時間
【御朱印】
拝殿裏側の授与所と神楽殿の授与所の2か所で頂けます。
常時頂ける御朱印は、各社務所1種づつの合計2種類。
●出雲大社の御朱印 300円
拝殿裏で頂けます
●神楽殿の御朱印 300円
神楽殿で頂けます
●出雲國神仏霊場の御朱印 300円
御縁珠つき、出雲國神仏霊場の専用御朱印帳が無ければ頂けない場合有り
●御朱印帳 1200円
拝殿前の四の鳥居は青銅製で、1666年(寛文6年)に毛利元就のひ孫にあたる毛利網広が寄進したもので、国重要文化財に指定されています。
本殿は大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式で、1744年(延享元年)に再建されたものです。
御神体は稲佐の浜のある西の方角を向いて鎮座されており、本殿正面からは神様を横から参拝する形になります。
神社では珍しく、本殿の裏側も間近に見る事ができます。
1981年(昭和56年)に造営され、祭典、祈願、結婚式などが行われる神楽殿は、大広間は270畳式の広さがあり、神社建築には珍しく正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。
正面には日本最大級の大注連縄(長さ13.6m、重さ5.2t)があり、数年に一度新しい注連縄へと懸け替えられます。