息子が逝ってしまってから4年が経過し、次男が長男より年上になってしまいました


刑事裁判も終わり

民事裁判が始まり


届く書類にまともに目が通せないまま月日だけ経過…


ちょうど丸4年を迎える日に、裁判があり、民事裁判で初めて出廷しました。

その際、和解案を打ち出す話になり、数日前に和解案の書面が届いた


小難しい文面に、頭がハテナ?

すぐに弁護士さんに連絡をし、内容をわかりやすい言葉で説明してもらった


内容的には、息子に寄り添った和解案となっていたようで、納得はいかないものの、寄り添った内容には、嬉しさも感じた


この先争うか争わないかという点で


私は、『争わない』と伝えた


決して、和解案に応じた訳ではない


今、裁判をしているのは、加害者対被害者ではないと感じているから…


民事裁判に出廷をしてこなかったのは

うち対保険屋という感覚もあり、争う度に〝あの日〟に引き戻される感覚が苦痛


どんなに頑張って色んな主張をしても、息子が帰ってくる訳でもなく


加害者にお灸を据える争いにもならない


だから、終わりにして、最後に加害者に対して今後の生き方の中で、息子の命が無駄死にならない為のお願いをしたいと、弁護士さんに告げた


私も泣いて話したが…

この弁護士さん、いつも、めっちゃ親身になってくれるから、弁護士さんまで半泣きで聞いてくれた


次回、加害者が出廷するように打診してみると、言ってくれたので、来たら直接…来なきゃ手紙という形で、裁判を終わりにする理由と、今後息子が無駄死にならない為のお願いをしようと思います



4年を迎えた今年も、息子の友達らが、いつもの場所に来てくれました

多分、これから先も来てくれるんだと思う


毎年、息子の代わりに我が子になってくれる友達に感謝


目の前にあるその幸せを大切に生きていこうと思う


きっと、息子も争いを続ける私より

その方が安心するんじゃないかな…


きっと、終わりを迎えたら

多少の後悔はするかもしれないけど、どんなに争っても、納得する日は来ない


だから、終わりにしよう