こんにちは。
前回の続きです。
ここ半年で起こった出来事について、リポートさせて頂きます。
酷く暑い夏を迎え、ヒーヒー言っていた8月の話です。
彼女と出逢ったのは、7年前に遡りますが、小さな店舗を構え、着物のレンタル業をしていました。
当時、小学生の子供を抱えてシングルになったばかりで、よほど辛かったのか二度と再婚はしたくないと仰っていました。
その頃は、縫子さんに外注し、ちょっとしたものを縫って販売もしていました。
見た目は、ちょうどタレントの千秋さん似で、小柄でハキハキした感じに見えました。
そんな彼女に、良かったら、沢山着物をお持ちなので、着物をアレンジして販売したらどうかと提案させてもらいました。
始めは、縫子さんがいるので遠慮されていましたが、お試しということではじめさせてもらいました。
ところが、そのことがヒットし、次々とお客さんからオーダーが入り、以前の縫子さんとは切れることとなりました。
その間、オリジナル商品を提供し、フリマ出店もどうかと提案しました。
始めは、渋っていましたが、何ごとも経験なので勧めた結果、やる気満々で何度か出展していました。
そんな中、あれほど啖呵を切っていた再婚不可の人間が、一年足らずで再婚に踏み切っていました。
ここからが、ターニングポイントでした。
彼女に資金提供のご主人が出来たことで、急に性格が変化していきました。
店舗を移転したり、そのお店はほぼ閉店状態で、いつもお休み。仕事をしなくても、食べていける状況になったのでしょう。
今年になり、急にご主人と一緒にみえて、縫製の技術を学びたいとの話になりました。
具体的に、準備金の金額や揃えるものなどの話を煮詰めました。
そして、彼女自身も縫製技術も覚えたいというので、なるべく毎週通ってもらうことになったのです。
1回目、2回目は順調だったのですが、3回目になると、やる気が見えなくなってしまいました。
すると、急展開な話で、残りの仕上げはやって下さい、とおっしゃるじゃありませんか。
あれほど、最後まで頑張りますと仰っていたのに、それはダメですよって言ったんです。
それにキレた彼女の言い分は、今、他の縫子さんを引き抜きにかかっているので、彼女を雇ってやることにします、
とおっしゃるじゃ、あーーりませんか!
そんな、いい加減な話ってあります???
「ダメですよ」と言った言葉に反応した彼女は、
ラインで、「今までのことは、全て白紙にしますので、残っている仕事の残金を請求してください」
というので、もう電話でも話をしたくないのだと思い、翌月、彼女のお店まで出向いて残りの生地を段ボールに入れて請求書をいれました。
これで、最後になりましたが、多分繋がりが切れてよかったのかと思っています。
彼女、承認欲求の塊なんですよ。
お客さんに女性が来ると、いつも憤慨してトラブルばかりで、不満をこぼしていました。
そして、男性客には、好印象で優しく対応してもらったり、購入してもらうと喜んでいました。
若くて可愛い店員さんには、男性は悪い気はしませんからねぇ。
二度と再婚しないと言っていたのに、相手の方は一回りも上の一人っ子の男性で、ものすごく大人しいタイプでした。
さぞ、ご両親は喜んだのでしょう。「自分たちの自由にしていい」と了解を得ているらしいので、一緒に住むこともせず、いまだに気楽にしています。そして、小学生の子供の部活が忙しいと言って、ほぼお店は閉めたままですし。
彼女は、インチキ自己肯定をしていたと思います。
そして、物凄く自己中心的で、周りに迷惑をかけているのがわからないのです。
ちょっとぶりっ子的性格なのかもしれません。
もう、彼女と接点はないと思いますが、いつまでわがままが通るかわかりませんので、
将来のことを考えると、ここで縁がきれてよかったと思っています。
他にも、いろいろありました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。