こんにちは。
今回は、アンチスピリチュアルの立場から、スピリチュアルの実態と危険性についてです。
今まで妄信してきたスピは、結局のところ、不安をあおり、お金を巻き上げるところなのです。
占いの専門店というと、こんなイメージでしょうか?
そして、霊能者らしき方が、対応しますね。
以前、自分が通っていたところは、「ミーディアム養成講座」でした。
つまり、霊能者を育成するところです。
そこでは、女性のマスターがおり、講義を何回か出席し、実際の交霊をレクチャーしたりします。
と言っても、何も手法を教えてもらっていないのに、いきなり「それ」を発表するよう指示されます。
だいたい、出席者は女性で5~6名ほど。
「では、今回は、マイケル・ジャクソンの魂と繋がり、その意識から言葉を伝えましょう」
というものでした。
へっ?????どうするの???ですよね。
生徒で出席されていた前列の方が、流暢に英語でマイケル?の通訳をはじめました。
全部、英語なので、内容はさっぱりわかりません。
自分の番になった時、とりあえず、、、、とりあえずなのですが、適当に話をさせてもらいました。
そんなことが、毎回なんですよ。毎回、マイケルにコンタクトするんですよ。
たまに違う方の交霊もありましたが。
で、この講座に出席するのに、結構な金額の講座受講料を支払わなければなりません。
毎回、参加料が違うのもわからず、足りなくなることもありました。
そして、長年参加された方が講座を修了したら、どうなると思いますか???
いよいよ、「占い師」としてデビューするのですよ。
そういう、構造になっているみたいなんです。そこは、理解してなくて、あとで知りました。
終了生は、その占いの館で、実際にお悩み相談を時間給で働いていました。
実際、修了生に相談したことがあります。
女性の方で、年のころは40代、淡麗な顔立ちで清楚な感じの方でした。
内容は、ほぼ忘れてしまいましたが、自分の意見を話すというより、
「では、上に聴いてみますね」と、仰るんです。
で、エアで電話のようなもので、繋ぎます。ジェスチャーですが。
「この方の、お悩みですが、はい、はい…………、はい、わかりました」
と、何やら、答えが返ってくるようなのです。
その答えの内容を伝えて、相談は、終了です。
終了なのですが、ココでは、あるワークも自宅でやるようにレクチャーし、伝授されます。
それは、ここの主催者である女性のマスターがいつも全員でやるワークです。
その他に、「今月のやること」があり、〇〇を食べることや、お水を飲むことなど、
いろいろ、やるべき事があり、一応、「そーなんだ」と思いましたが、実際には実行しませんでした。
もちろん、スピの講座やセミナー等、たくさんの手法・考え方・やり方があると思われます。
しかしながら、「占い」イコール、「依存」ですよね。
依存させながら、お金を搾取する仕組みですよね。
ちょっとした宗教になりますよね。
前回、「霊と金」の記事にもありますが、救われないんですよ、いつになっても。
インチキ自己肯定感が、根っこにあります。
自分の悩みの元は、外側にある、あいつが悪い、自分は悪くない、何かに縋る、
占いの人に話をすると、安心して解決した気分になる、でもまた同じ悩みに突き当たる。
多分、無限ループにハマっていくんです。
占いや宗教にお金を払うくらいなら、是非、下記の本を読んでみてください。
自己肯定感と、自己受容は違います。ダメな自分も、良い自分も、情けない自分も、オール受け入れます。
スピリチュアルを妄信することは、邪気と契約することになってしまいます。
ドリーン・バーチューも、改心しました。(キリスト教は、ダメです。)
きっと、周りの方も、占いに凝っている方、ハマっている方もいらっしゃると思いますので、
注意してあげてください。
ここまで、お読み頂き、ありがとうございます。
霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造―(新潮