「俺は贅沢な暮らしがしたい!豊かな財産が欲しい!貧乏は友達を遠ざける· · ·俺にはそれがよく分かった!」

『王女メディア』の中で、イアソンが自分の欲望全開の発言をしたこのセリフ。
台本の初見読みの際、「何を言ってんだこいつは(笑)」と笑ってしまいました。
今は結構お気に入りのセリフの一つです(´・∀・`)

どうも、稲木ですm(_ _)m
珍しくすぐにブログを更新しました。
いつもこのくらい積極的にやれよって話ですよね、すいません←
ただ今回は許してください· · ·だいぶ前から決めてたんですよ、この日にこの話をしようって( ・ ω ・ )

今回なんとなく書くのは『王女メディア』で俺が演じることになったイアソンについてです。
もうひとつの役であるアイゲウスについては、新和座の方のブログで来週辺りにでも書くので、そちらも是非ご覧ください。

さて、このイアソンですが『王女メディア』では、主人公メディアの夫として登場します。
ただこいつ、登場した時には既に別の女性と結婚しようとしてます。
そうです、クズです←

そんなクズのイアソンについて、さらっと話していくのが今回のブログです。

· · ·文章の面白さは保証しません←




イアソンはイオルコスという国の王アイソーンの子でしたが、アイソーンが亡くなった際に幼すぎたため、王位を叔父のペリアスに奪われ、賢者ケイローンに預けられます。
その頃からイアソンは女神ヘラの加護を受けたとされているんですが、この女神ヘラ、結婚と母性、貞節を司っているんだとか←

そしてイアソンが成人し、王位を取り戻すための条件として出された試練が、コルキスの金羊毛皮を献上することでした。

金羊毛皮を所有するコルキスの王アイエテスは、イアソンに金羊毛皮を渡さないためにいくつかの難題を与えます。
それらの難題を、自身と結婚することを条件に魔術によって助けたのが、コルキスの王女であるメディアでした。
この時のメディアの恋心は女神によって作られたものらしいのですが、そのために父親を裏切り国を捨て、実の弟を犠牲にするのは凄まじいですね(´−ω−`)

目的の金羊毛皮を手に入れたイアソンですが、王位を返してもらえず、おそらく気を利かせたつもりであろうメディアがペリアスを殺してしまったため、結局イオルコスを出ることになります(゚ω゚;)

そして流れ着いたのが『王女メディア』の舞台となったコリントスという国です。

イアソンはコリントスの王クレオンに気に入られ、結婚話を持ちかけられたわけですが、そりゃ自分のためとは言え実の弟や一国の王を殺すような妻を怖がってれば、他所の女に行きたくもなるのかもしれないですね←
だからと言ってイアソンも、この後だいぶ無茶苦茶なことを言うんですが· · ·(´−ω−`)


この作品内で明言はされてませんが、クレオンやグラウケー(クレオンの娘)に気に入られたのも、女神が何かしたんでしょうね。
もしそうなら、イアソンは誰にも本当の意味では愛されない人生だったのかなと思います。
そう考えるとイアソンはクズですけど、可哀想な男でもあるかもしれないですね。

そんなイアソンを俺と西村さんが演じるのは、ネクストチャレンジシアター『王女メディア』だけです。
この男の末路を、是非劇場でご覧ください。
劇場でお待ちしておりますm(_ _)m