今度が初めてではない
激しすぎる怒りは災いの元、また今度もそれだ


いいセリフですよね
昨年やった『王女メディア』の中で俺の演じたイアソンが登場してくる時のセリフで、俺のお気に入りのセリフの一つです

おそらく人生で最も多く言ったセリフなんですよ
そんでもって、最も自分に言うべきことばだったりするんですよ

このセリフは本来、元妻であるメディアに向けての怒りの込められたセリフの筈です

ですが当時の俺は、三嶋座長演じるメディアに向けて言ってるようで、その目に映る自分に言ってるような感覚になることがありました

たぶんどこかで思ってたんでしょう
「お前が言うなよ」って

今ならもっと躊躇うことなく、上質な怒りの感情を込めることが出来るかな
たかが一年ですが、少しは成長出来てるといいんですがね










さあ、明るい顔をするのだ
どんな長い夜も、いつかはきっと明けるのだ