楽しい船の旅から家に戻ると、
トアの弟たちが昼ごはんを作り中でした。
フライパンで魚を揚げています。
サモアのほとんどの人は、
現代的と言われる生活を基
本的には送っているのですが、
一方で暮らしの中に原始的な生活様式も残っています。
この家の台所は、やしの葉でふいた屋根。
私たちがご飯を食べたあと、弟たちがここでご飯を食べていました。
サモアの食事は、大概「2段階式」。
最初に一家の長や、年長者などが食べ、
若者や子どもは給仕をしたり、
ハエを追い払ったりします。
そのあと、年長者の食べ残しを若者と子どもが食べます。
わたしなどは、お客として扱われるので、恐縮ですが最初に食べます。
お腹がすいてるだろうに、給仕をしている子どもたちを見ると申し訳なく思いながら。
この2段階式の食事、ありがたい面もあります。
それは、ごちそうが出て食べ切れなくても、
それがそのまま子どもたちの食べ物になるので、
残すことに罪悪感を覚えずにすむから。
いつも先に食べる方だから、
いえることですが。
あとに食べるのは、ちょっと・・・できないです。
食べ残しを食べるのは・・・。
いつも先に食べさせてくれてありがとう。
ということで、
サモアンライフにふれることのできた滞在でした♪♪