まだ見ぬ書き手へ 丸山健二 | おしゃべりダイアリー

おしゃべりダイアリー

主に(純文学)小説新人賞についての備忘録
公募や、受賞作、その他
本のことやら、日常なんかをつらつらと。

まず最初に、「漠然と小説家を目指す多くの無名の新人に宛てたものではない」

とバッサリ。

彼の望む「まだ見ぬ書き手」はひょっとしたら小説を志す人間達の中には

いないのかもしれない、とも言っています。

その先は現在の文学、書き手についてつらつら。

 

読み飛ばして“文学の才能とは”

才能とは世間一般で言われている何か特別な力

ということではなく、普通の人の能力をひとつかふたつ

持っていないこと、なのだそうです。

 

それは大人なのに子どもになりたいとか

男なのに女になりたいだとかそういう性質の破綻ではない。

 

自己に対する「優しさ」だけ持ち合わせて

生み出す作品には感動できない。

他者に対する底なしの優しさを持ち、同時に底なしの非常さ

を併せ持つような書き手がよい。

のだそうです。

 

花村萬月先生は「裂」で小説家というのは「何でも出来て」「何も出来ない人」(だったかな?

と言っていました。その辺何か共通点があるのかもしれませんね。

 

推敲は3回繰り返しました。

お盆の墓参りの直射日光で参りまくりです。

明日からは仕事。

お盆休み、終わるのは早いな……。