今日は折り紙くんのお話をしますね。
仮名で『折り紙くん』
と呼ばせてもらいます
この子は本当に個性の塊
今の世の中
世間では様々な病名がありますよね。
驚くほど沢山‥。
私から見たら全員『個性の塊』
病院で診断され
様々な病名が付き
注意が必要、
特別な配慮が必要となった子も
場面場面で本当に違う顔を見せ、
その日、その時間、
秒単位でも都度変わる。
昨日はこうだったから
今日も同じ対応‥
これまた微妙に違うのよ。
1+1=2 ではないんです。
3になってみたり
10になってみたり
学童の中で、集団生活を
過ごしやすく‥
そう考えた時に
学校やネットで学んだ知識
〇〇○の子の対応。
〇〇〇の子の特徴。
〇〇○の子の見分け方。
個性が強すぎる
荒れ狂う海のように
巨大な岩のように
MYルールが遮断された瞬間
彼は貝になります。
顔を隠し丸くなり
まわりをシャットアウト,
貝になり、岩にもなり
何事もしようとはしません。
時には
こんな貝の時もあります。
この貝現象は突然と始まるので
『あれ?居ない』と思ったら‥
貝ですからね
話さないですよね
自分だけの世界に入っちゃったら
話しませんよね。
そんな時に私が必ず実践するのは
『確認』
✅うなずくか?
✅首を横に振るか?
この2つの反応があったら
大丈夫
(この2つが無ければ
しばらく放置して様子を観察)
ここからは
根気と忍耐勝負です。
折り紙くん、うなずく!
話さなくていいよ!
ココがポイント
話したくない子は
話したいけど話せない。
絶対に心開きたくない。
どちらかですもんね。
なんせ、貝ですから。
多分、何故貝になったかなんて
忘れちゃっていて
貝になった自分の殻を
自分で壊せない‥
私はそう思うんです。
見ても見なくても私は続けます
指を3本出して指を選ばせます
当然貝ですから私の指は見てませんが、
友達のクイズ感覚で
とにかく明るい安村のように(笑)
なんだか不思議なクイズ?
何をやってんの???
興味を、気を引く
話さなくていい?
折り紙くんは無理に話さなくてもいい!
そこに少し気が楽なのかも‥。
指作戦は成功率100%
指さえ選んでくれたら
コミニュケーション成功
私が選ばせるのは
1回目、理由を探る。
2回目、1人になりたいか
一緒にいて欲しいか。
たいがい1人がいい!の指を選ぶので
深追いはせず撤退(笑)
だいたい5分をめどに
再び指クイズ。
次に出す問題は
⚫︎どうしたいか言ってみる
⚫︎先生が考えている事を聞いてみる
⚫︎まだそんな気分じゃない
そして答えによっては
じゃ、また後でねぇ〜って
立ち去る(笑)
大人が上から動かそうとしても、
貝は開かないのよ。
子供の心って頑丈なので(笑)
何度かクイズを繰り返して
次に折り紙くんの所に行くのを
すこーし遅くしてみます。
(必ず遠くから見守って)
そうすると
貝の隙間から
チラっと見るんです
ん???
クイズ来ないなぁ〜って感じ(笑)
待ってるんですよ。
自分がどうして貝になったか、
なぜココに座ってるのか、
そんなのどーでもよくて
クイズが気になり出す。
全ての子に当てはまらないかもですが
私が実践して
貝を開くには100%成功。
絶対に焦らない
大声で話さない
声のトーンは低めで明るく
よく、キンキン声で
感情丸出しで
ガンとして1秒でも早く
貝を開こうとする先生がいますが
逆効果ですよ
その周波数が子供の周波数と
バチバチに喧嘩するので。
指クイズがしたくて顔を出したら
⚫︎何をすべきか
⚫︎今の状態が良いか?悪いか?
⚫︎折り紙くんの考えている事
(大抵は理解不能が多いです)
⚫︎私が考えている事
クイズから話し合いになり
折り紙くんが納得したら
えっ????
何々??
突然どした?
今までの貝もクイズも
時間も『夢』だったかのように
集団生活に入っていきます。
笑っちゃうくらい清々しく。
よく子供の頃
『今勉強しようと思ってたのに
言われたから、やりたくなくなったぁ』
そんな事なかったですか?
私は常にコレでした(笑)
元々勉強しようとは思ってなかったけど、
しなくちゃなぁ〜!くらいあったけど
『勉強しなさい!』の一言が
この世の終わりのように腹が立ち
やる気がなくなり
部屋に閉じこもる(笑)
個性の塊を沢山抱えている子は、
そこの神経がとーっても繊細で
繊細すぎて身を守る手段が
貝になる!ではないでしょうか?
貝中↓↓↓