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ヘヴンリーマインドコーチ 藤宮ミカです。
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「チーズはどこへ消えた?」(スペンサー・ジョンソン著)を御存知でしょうか。
1998年にアメリカで、2000年に日本でも出版された、童話風のビジネス書です。
出版当時、話題になったことは知っていましたが、読むことはありませんでした。
しかし、先日ふと目に入り、読んでみました。

結果、

とっても面白かったのです!
童話風な語り口ですが、とても深いです!
と同時に、やはりタイミングはあるものです。
出版当時の自分では、今ほどこの本の良さに気づくことはなかったでしょう。

十数年の外来診療を重ねてきた経験をもとに、読書感想文を書いてまいります。
☆内容に触れます
☆あくまでも個人の感想です
以上をふまえて、これから読もうと思われている方はご注意くださいませ。



ある遠い国を舞台に二人の小人がでてきます。
彼らはいつも迷路でチーズを探しまわっています。

小人の一人はヘムという名で、チーズのなくなったチーズ・ステーションCで、変化を受け入れずにとどまり続けることを選んでいます。

もう一人はホーといい、チーズのなくなったチーズ・ステーションCに見切りをつけ、新たなチーズを探しに出発します。チーズを探して奔走し、落胆し、でもあきらめずに新たなチーズ・ステーションNを見つけます。さらには、変化と前進を楽しむマインドまで身に着けることができました。

読み終わったときにまず頭に浮かんだのは、ヘムタイプの患者さん達のことです。
変化(=病気)にとまどい、なかなか変化を受け入れられずにいます。
そういう方々は治療開始までに時間がかかり、病状を悪化させることもあります。
また治療に拒否感が強かったり、過剰に副作用を恐れて治療中断したりして、結果として病状が悪化し、より多くの薬が必要となる場合もあります。

変化を見ないふりをするということは、「動かない」という選択をしているのです。
「動く」ことだけがリスクを含んでいるのではありません。
「動かない」ことが必ずしも安全なわけでもありません。

人生において、病気に限らず予想外の変化はけしてまれではないものです。
その時の状況を冷静に把握し、受け入れ、行動できることこそ、より良い未来のために必要なことだと思います。
変化に対応できて、素敵な毎日を過ごすマインド、欲しくありませんか?
そのための選択肢の一つにコーチングを受けるという手段があります。
変化がきても大丈夫、という安心感。
さらにはそれを楽しむ余裕。
これらを手に入れたら、人生は必ず素晴らしいものになります。