第5684号 食中毒・・・ | ここばな【やまちゃんのここだけの話】

第5684号 食中毒・・・

 『食中毒』・・・その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内に侵入することで発生するー

 

 レストランや旅館など飲食店での食事が原因と思われがち。これは、たくさんの人が一度になり、大騒ぎになるため。

 

 しかし、毎日食べている家庭の食事でも発生しており、発生する危険性がたくさん潜んでいる。

 

 ただ、家庭での発生は症状が軽かったり、発症者が1人や2人と少ないので風邪や寝冷えなどに思われがち。

 

 ー食中毒とは気づかれずに重症になったり、死亡する例もあるー

 

 ー【家庭でできる食中毒予防】ー

 

 ❶『食品の購入』ー消費期限などの表示チェック。肉・魚はそれぞれ分けて包む⇒できれば保冷剤(氷)などと一緒に⇒寄り道しないでまっすぐ帰る

 

 ❷『家庭での保存』ー帰ったらすぐ冷蔵庫へ⇒入れるのは7割程度。肉・魚は汁がもれないように包んで保存。

 

 冷蔵庫は10度以下に維持。冷凍庫はマイナス15度以下に維持。停電中に庫内温度に影響を与える扉の開閉は控える

 

 ❸『下準備』ー冷凍食品の解凍は冷蔵庫で。肉・魚を切ったら洗って熱湯をかけておく。

 

 肉・魚は生で食べるものから離す。野菜もよく洗う。包丁などの器具、ふきんは洗って消毒。

 

 こまめに手を洗う。タオルやふきんは清潔なものに交換。ゴミはこまめに捨てる。井戸水の場合は水質に注意。

 

 ❹『調理』ー作業前に手を洗う。台所は清潔に。加熱は十分に(目安は中心部分の温度が75度で1分以上)。

 

 調理を途中でやめたら食品は冷蔵庫へ。電子レンジの場合は均一に加熱されるようにする。

 

 ❺『食事』ー食事の前に手を洗う。盛り付けは清潔な器具、食器を使う。長時間室温に放置しない。

 

 ❻『残った食品』ー時間が経ち過ぎたり、ちょっとでも怪しいと思ったら、思い切って捨てる。

 

 作業前に手を洗う。手洗い後、清潔な器具、容器で保存。早く冷えるように小分けする。温めなおすときは十分に加熱(目安は75度以上)ー

 

 ーー食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」・・・食事作りをあらためてチェック!ーー

 

 =三重県朝日町=