第5511号 いつもと違う・・・
子どもの『こころ』は、成長に従って大きく揺れ動くことがある。
時には、気持ちが不安定に見えたり、何を考えているのか分からなくなったりする。
正常な成長過程の中で見られる一時的なものであることが多いが。実は背後には「こころの病気」が隠れていることもある。
悩みやストレスが大きくなって、『こころ』がダウンしそうな時、さまざまなサインが現れる。
ー【子どものこころのSOSサイン】ー
❶『睡眠』=夜寝付けない。遅くまで夜更かししている。朝なかなか起きられない。
睡眠のリズムが崩れている。眠れないと言う。寝すぎる・・・
❷『食欲』=食欲がない。食べる量が減った。逆に、食べ過ぎる。体重をとても気にしている。
急にやせたあるいは、太った。パンやごはん、菓子などの炭水化物を欲しがる・・・
❸『体調』=体がだるそう。疲れている。元気がない。顔色が悪い。腹痛や頭痛、めまい、吐き気などを訴える・・・
❹『行動』=学校に行きたがらない。家から出ずに引きこもりがち。友達と遊ばなくなった。身だしなみにかまわなくなった。
無口になった。あいさつをしなくなった。気持ちが抑えられなくなり暴力をふるう。長い間ぼんやりしている。無表情。独り言を言う・・・ー
ーーこころの病気は早く見つけて医療するほど回復も早くなるー子どもの「いつもと違う」サインをキャッチしたら、早めに専門家に相談・・・ーー
=三重県朝日町・こころの健康づくり対策協議会=