第5424号 望まぬ妊娠⇒虐待死
~SEXしたから子どもができた⇒『望まない妊娠』⇒男は逃げる。女がすべて責任を押し付けられる。
シングルマザーが貧困に陥る社会のシステムがあり、困った母親は産んだ子を虐待そして最悪、死亡させる。
子ができたからやむなく結婚する『できちゃった婚』(でき婚)から貧困に陥る。
10代の6~8割が『でき婚』。結婚したくて性行為したわけではないのにできちゃった・・・44%が5年以内に離婚している。
望まなかったのに妊娠してしまった15歳の少女は、赤ちゃんを殺した。産まれたばかりの赤ちゃんを捨てるケースも多い。
日本では学校での『性教育』が遅れているのが大きな背景のひとつ。
学校指導要領の「はとめ規定」=受精に至る過程(性交)を教えてはいけない。
1990年代ころから、保守派政治家やマスコミによる「性教育パッシング」で性教育は著しく後退。
望まない妊娠の背景ー❶女性への性暴力横行❷性の知識(特に避妊)が不足しているー
ー●性の正しい知識を教える●命の大切さを教える●自分の体と心を守る力をつけるー
性を学ぶことを通して人権感覚の備わった人間を育てる。対等の人間関係を築く・・・「いい男」、「いい女」を育てる。
そして、自分のことも相手のことも大切にできる大人に育つー
ーー性教育は、人権教育ーー
=三重県・いなべ総合病院産婦人科医師の川村真奈美さん=
ー桑名市であった、「児童虐待防止フォーラム」でー