第2770号 イースター島の謎
美女が多いなら、男性はちょっと~。美男が多いなら、女性は
ちょっと~ー世の習いー
美男美女がそろっているのは、イタリア、デンマークそして、
『イースター島』(写真はグーグルアースより)
イースター島は、南米チリの首都サンティアゴから真西に
4000㎞。タヒチから真東に4000㎞に位置する『絶海の孤島』。
面積は日本の小豆島とほぼ同じ。車で3時間もあれば一周
できる。島の唯一の村には約6000人が住む。
『謎(なぞ)に満ちた』ーメディア、テレビは『謎』という言葉が
好き。視聴率を稼ぐため。
世界の謎とされるのが、イースター島の『モアイ像』(同)。
「モアイは何のためにつくられたのか。99%は分かってい
る」-とイースター島に15回通った写真家の野村哲也さんー
-『モアイ』という言葉は、現地語で『顔』という意味。いず
れも、歴代の酋長、王様の顔で、墓の上に建てられている。
権力争いにより、モアイ像も巨大化していった。最大のも
のは高さ21・3m。
重機もないのに、どうやって運び、建てた?。石切り場=
巨大なモアイ製造工場がある。
石を切り出し、麓(ふもと)まで落としていく。平坦な地をどう
運んだ?。
木の板を敷き、引いて行った。あるいは、立てて左右と後
ろからつまり、3カ所をロープで引っ張る。
左右交互に引っ張ると、トコトコと歩くように前に進む→
『自分で歩いて行った』という神話が生まれた。
そして、建てる時は、少しずつ立てながら石を詰めてい
って支える=テコの原理ー
モアイには、大きな目がくり抜かれている。夏至の夕日を
見ているものがある。
春分・秋分の日にぴったりのものもあり、日時計としても
使われていた→星や太陽を大事にしていたー
かつては1000体あったモアイは、権力同士の争い『モアイ
戦争』で倒されてなくなった。
60年前から復活。今、45体ある。残りの955体は、土の中
に埋もれたまま。
ーー先祖崇拝→モアイは祭壇の上に立つ墓標ーー
=津市で18日あった、三重県生涯学習センター主催の
セミナーで=