あなたはお子さんの同級生や友達を呼ぶ時になにか気をつけていることはありますか?

私は気をつけている時期がありましたが
もう、無意識にできるようになりました。

学校の同級生の友達が家に遊びにきた時は

"○○君いらっしゃい"

と君を付けて呼ぶ、が

野球のチームメイト、以前の習い事で出会った息子と同じ歳の子、など勝敗が絡む付き合いの子供に君はつけない。

これには大きな理由がある。
息子はイケイケな性格ではない、どちらかと言えば気の弱い方、だからなのかその辺りは神経質になる
私は名前だけで呼ぶのに、上から目線などでは絶対いかない、むしろ親近感と尊敬、そして1人の人として接している

パパやママは関係ない、息子のライバルであり、友達、親御さんは親御さん。
それぞれ1人の人として接する。

私はこの関係がとても好きだ、お互いに尊敬し合い相手の力量を認め合う友達、正直憧れる^_^

逆に自分の子供がいる時に、息子を君付けで呼ぶ親御さんは多かった。

しかし、その子供は息子には試合前から負けてしまう、自分の1番近い存在のパパが自分を呼ぶ時と、私の息子を呼ぶ時の違いに戸惑う。
私がパパ達の中では歳が上の方がだと言うのはわかるが子供は子供。

そのての親御さんは子供を子供として、自分の子も人の子も1人の人間として接していない

私からしたら息子の友達は私より若い人達であり1人の人間、人生では皆後輩にあたる。

私が今でもお付き合いさせていただいているパパ達は息子に君は付けない、私からすると自然なこと、そのパパは息子よりも人生の先輩だから当たり前

自分の子供を1人の人として接して、同じ目標に一緒に頑張る親子の信頼関係は強い、今は照れたりしているかもしれないが、いつか必ずパパに感謝する時がくる。

これが無意識にできるパパは子供が全力で挑んで負けてもミスしても怒ったりはしない、全力が出せるか出せないかが重要で、勝ち負けは気にしない、いや気にはするが子供には悟られないようにする。

これが親子の間に信頼関係を構築する。

自分の子供のことを他の親に

"うちの子は身体小さいから"

"気持ちが弱いから"

"どうせ勝てないから"

などと子供1人の責任にするような発言をし、いざ試合になると、技術的なアドバイスを大声でさけび、負けると怒る…

関西のパパも大きな声を出すがこのパパは
息子に精神的なことしか言わない

これは、私もたまに今でもする。

1番憧れたのは横浜の親子

パパは試合中に何も言わない、子供がどうしよう?とパパを見るがその時ジェスチャーで
"気にするな!"
多分、そう言っていただろうと感じた

これを見た時にこの親子関係は凄いなと正直思った、2人とも全く慌てない、落ち着いている。

その姿を見た1年後くらいかな、息子は彼に負けた。
その子は強豪を全てやぶり優勝🏆

身体は小さいし細い、しかし身体的なハンデをひっくり返し勝つことへの集中力は半端ない。

きっと、彼はパパがいれば本領発揮できるのだろう、私もそうありたいのだがなかなか…

いろいろなパターンの親子の間は勉強になる。

私は父親はいない環境で育ったので、息子とどう向き合えば良いのか正直不安な時期もあった。

息子が様々な大会で結果を出せば出すほど息子のプレッシャーは大きくなるのを肌で感じた時期には仲間の親御さん達まで、悪気はないがプレッシャーをかける。

約4年の間に半年ほど息子が苦しんだ時期もあった、試合で全く身体が動かない、勝ちたいより負けたらどうしようになってしまう、私はそんな経験をしたことはないから、対処法に悩んだ…

そして、大きな大会の前日に思い切って家族3人で思いっきり遊んだ^_^
息子はパパ、ママ両方と一緒に遊ぶことが余程嬉しかったのだろう、いつもどちらかが一緒にいることが多かったので。

当日の朝、ふと息子を見ると座禅を組んで、目を閉じていた。
初めてみる姿だった。

会場に着きいざ試合になると、以前良い成績の時に感じた息子への不思議な感覚が私にあった。

それは、息子が赤の他人に見えて、
"こいつ勝つな"

と思わせる背中があった。

もしかしたら?と思ったその大会で優勝した、優勝も嬉しかったが息子は最後まで諦めず、疲れを見せないように必死に耐えて、100%を出し切った、自分を出し切れたことが何より嬉しくウルっときた…

そして、お付き合いさせているパパやママさん達も祝福してくれた。

子供は両親を常に見ている、だから大人も子供をよく知ろうとしないと、ギャップが生まれてしまう、自分の子供を子供と思う親は子供の気持ちを理解しきれていない気がする。

習い事をさせる理由が預かってもらえるからと考えて習い事をさせている方は一度考え直してみてはいかがですか?