息子やチームの子供達にお手伝いしながら少し野球を教えるようになり、小学生に野球の基礎の基礎を教える難しさを知りました。
何気なくYouTubeやその他動画を見ていると、野球技術を教える動画が多いこと。
ラッキーと思い、いろいろ観たのですが…
紹介しているのは元プロ野球○○選手や長年指導者として活躍されている方、野球教室を営んでいる方など様々。
内容はもちろん
凄いな！ なるほど！
と思う動画もあるんですが
えっ？本当？そりゃないわ！
なんて感じるものもあります。
以前にも書きましたが、野球に教科書はなく個人個人に合った指導が必要となります。
子供達、特に小学生高学年あたりのお子さんをお持ちの保護者の方には
全てが正解ではないと正直に伝えていただきたい
カッコよくても、その子に合った身体の動かし方ではない可能性があります、そして放置すると故障の原因に繋がります。
私は早い球が投げれたり、コントロールが良かったり、大きな打球を飛ばす事ができても内容が悪い際には誉めません、もちろん貶しもしません。
しかし、息子チームのコーチ、監督はナイスボール！ナイスバッティング！と…
先に言われた時は子供が迷わない様に修正を後日行います、どんだけ気を使うことか…
私は良さそうな、子供に上手く伝えられそうな動画をみつけると
動画での技術説明を観て、実際に説明されている通りにやってみます。
すると、殆どの動画は子供の身体ではできない事に気づくのです。
もちろん、何歳向けと言う訳では無いので動画側には罪はありません。
息子を教えて
子供は自分の身体がどう動いているか、手の位置がどこにあるかが大人よりもかなり鈍感で実際問題、思い通りに動かないのです。
これを理解していない指導者が残念ながら多いのです、特に経験の浅い指導者は気をつけた方がいいと思います。
子供にとって良さそうな動画は内容がもの凄く単純で解りやすく紹介されていて、身体をどんな感じに使えばいいか紹介しています。
逆に細かく、こうしないとダメ！
それじゃ飛ばない！球速は上がらない！
と紹介する動画は小学生には向いていない傾向にあるかもしれません。
プロ野球選手を真似するのが一番早いんですよね
真似しても絶対に小学生が150キロでないんですから、真似した子供は無意識に自分に何が足りないか、いつか少しずつ理解していきます。
私自身、桑田真澄投手にあこがれて真似していました^_^
ラッキーな事に桑田真澄さんの投球フォームは小学生の身体にも負担がかからない、私にとって理想的であり、身体に合ったフォームでした。
桑田真澄さんの動画も拝見して、説明通りに身体を動かしてみましたが、やはり投げやすく無理がかからず、なにより子供達に解りやすい。
桑田さん以外にも、もちろんたくさん良い動画はありますが、指導者が鵜呑みにしないで動画の説明通りにやってみると指導者も勉強になります。
ちなみに、一緒にお手伝いしているパパさん2人に投げ方をアドバイスしたら、球速は上がるし回転数も上がりました笑
子供と一緒に自分も学ぶ姿勢をもつパパは必ず子供に尊敬されますよ^_^