今回は野球経験がないパパさん達、野球なはじめまして関わるママさん達に私なりの野球感をお伝えしたい。
今あなたの息子さん、娘さんが習っている野球と言うスポーツはスポーツ界の中でもぶっちぎりにルールが難しいスポーツなのです。
ラグビー、アメリカンフットボール、野球、私の知識の範囲ではこの3スポーツは大人でもなかなかルールを100%覚えるのは難しく、プロレベルでも間違うし、審判さえも間違う事のあるスポーツです。
そして、野球に関して言えば先読み、確率、または相手チームの隙をつく、といったスポーツです。
これを行うには選手がどれだけ同じようなプレーを経験するか、そのプレーを忘れずに身体に覚え込むか、そしてその経験を生かして更にアレンジできるか、ができるかできないかで勝負は決まります。
なので、圧倒的に経験の少ない子供達に向かって
"何やってんだ!"
"考えてやれ!"
"なんでできないんだよ"
などと言う指導者のいるチームの保護者の方は子供に伝えて欲しい。
今はチャレンジして、練習でも試合でもたくさんミスして経験する時、ミスを恐れて消極的なプレーはせずに常に全力でプレーしよう!
監督、コーチに怒られて下を向くと忘れてしまいまた同じミスをしてしまうから、ミスしても肩を落とさずにやろう!
チームメイトがミスをしたら励まし合おう!
監督、コーチは君が経験した事を忘れちゃって、同じミスをしたと勘違いしてるんだよ^_^
と。
多くの指導者が
そうじゃなくて、こう!
それじゃアウトにできないだろ?
それくらい打てるだろ!
などと言う。
息子のチームにもいる…
私はたまたま英語が話せる、そういったコーチや監督に英語で話かけてみて理解出来なかったら、中学、高校で習っただろ!覚えてないのか?
と言う事と同じである。
息子は最近、たくさん野球の質問をしてくる。
その時初めて
これは子供達にはまだわからないんだ!
と気付かされる。
成長スピードも体格も野球経験日数もバラバラだし、家庭内での野球優先順位も違う。
指導者の方達には
もっと深く、子供1人1人を理解して、子供1人1人の情報を毎回上書きして、次の練習や試合に生かす努力をして欲しい。
あなた達の野球知識と経験は子供達には理解できない事を前提に指導し、指導者のゲームの駒にする様な指導は恥ずかしい事をしている事に気付こう。
子供に指導する=指導者も学び反省をする
これができない大人は指導者には向いていないので正すか辞めるかしないと赤っ恥かくわ、信用されないわ、子供達から尊敬もされませんよ。
私の小学生時代の監督は野球経験、知識は今思えばなかった、ただ情熱は凄かった。
たから私の中では野球の恩師にはなっていない。
指導者の方達へ
あなたが教え卒業した子供と今も付き合いがありますか?
もし無いとしたらあなたは教え子に指導者として
子供の記憶には残らない事を覚悟した方がいいですよ。
情熱だけじゃ監督、コーチは務まりません。
チームはあなたの所有物でもありません。
監督、コーチと言う重責に対してもっと深く理解し、己れも常に学びましょう。
これを読んでドキッとした指導者の方は今からでも遅くはありません、人はいつでも変われるもの
躊躇せず、意地を張らず、子供達の為に考え行動してください。
私はお手伝いのと言う立場の中で、できる限り1人1人のその日のコンディションや表情を常に見て、悩んでいそうな子供がいたらそっと解決方法を伝えています。
保護者の方へ
小学生にとって野球はとても難しいスポーツです、できないのが当たり前と思ってお子さんを見守ってください。
勝負の世界なので 勝ち 負け も重要ですが、勝った時に負けた時に子供と指導者が何を学んだかが小学生には大切です。
中学、高校、大学になると勝利至上主義が強くなります、今のうちに 失敗=悪 みたいな感覚を子供に持たせない様にパパ、ママがフォローしてあげていただけたらなぁと思います。
指導者の方でも、保護者の方でも、悩みや相談があればメッセージください^_^