息子のチームには各学年に監督、パパコーチ、長年指導されているコーチ、そして私の様にお手伝いするパパさん達。

私が野球をやっていたころは監督とコーチ2名のみ、中学は恩師1人。

正直、コーチの多さに最初驚いた、そしてある一つの心配な事があった。

チームに入ってしばらくしてその嫌な予感は見事に的中した。

私がコーチの多さに心配したのは、全員同じ指導を子供達にしてくれているのか?だった。

息子が練習後、あのコーチはバットをねかしなさい、違うコーチはバットをもっと立てなさい。
もちろん息子は私が野球をしていた事を知っているので、"パパ?どっちが正しいの?"と聞かれ、わたしが1番恐れていた質問をされてしまった…

どちらも正解、どちらかが正解、どちらとも不正解、どれも使えない…
私は投手だったので、バッティングには自信がない… ふと思いついた⁉️
息子も知る横浜に住むパパは松坂と戦った事のある野球人❗️

"○○○のパパに動画を撮って聞いてみよう!となんとか逃れた。

私の野球に対する考えは、これといった打ち方、投げ方などはなく、その子に合ったフォームで故障する恐れのあるものだけ取り除くである。

プロ野球選手を見てもそれぞれバラバラ、なのに学童野球の指導者は"ボールはこの位置で打て! 肘を上げろ! 腰を回せ! と指導する。

現在、プロ野球選手は出来るだけボールを呼び込む、肘は肩より大きく上げない、バッティングは腰主導ではない…

お分かりだろうか?
プロ野球選手であれ、こうしろ!こうさなきゃいけない!などとは言わない、こうしない方が打てる、投げれる!なのだ。

無理矢理こうしなきゃダメだ!と型にはめこんで将来怪我に繋がってしまったらまずい!などとは思っていないだろう…

頼むから真っ白な子供に無理矢理 こうしろ こうしろと言っただろ!とは言わないでくれ…

子供達に個人的な野球理論を植え込まないでくれ…

子供達には未知の可能性がある、それをどうやって引き出すかを教えて欲しい。

私は投げることだけは自信があるので、子供達に教える時はその子供のフォームを自分で真似してみる、そうすると怪我に繋がってしまいそうな動作やまだ使っていない筋肉がどこなのかが解る。

自分が体験して得た情報を伝える事にしている。

指導しているつもりが子供達の未来を潰してしまうかも知れない事を再確認して、指導者と言う重責を担って欲しい。