小池百合子氏が新党の代表になりました。今日現在において、いわゆる政党の代表と都知事の二足の草鞋を履いています。

 

 一院制にするというのですが、いくらでも疑問点があります。今回のように北朝鮮との有事が懸念されると参議院の緊急集会の意味合いも目立ちます。脱原発も代替エネルギーとかの問題もあります。政策協定書には原発については記載がありませんでした。彼女は福島原発事故の時、早急に復旧すべきだと言っていた記憶がありますが。

 改革には『しがらみ』がつきものです。特に人と人との関係は、 『しがらみ』そのものです。

 『しがらみ』を古い政治体質とか政治利権とかを意味しているなら、ある程度の理解ができますが、もっと広い意味なら、党(自分を含めて)に有利なら小を切って大を取るということでしょう。まあ、この行為は、彼女の今までの生き方そのものでしょうけど。自分の利益なら、という意味では。

 

 彼女の思想というのか考え方は安倍首相より右寄りです。

 朝鮮学校に対する姿勢は厳しいものです。産経新聞2016年9月9日参照

また、最近では、関東大震災時における朝鮮人虐殺(所説あり)に関する追悼文を断りました。東京新聞2017年8月24日参照

 

また、小池氏は第151回国会の憲法調査会で下記の通り発言しています。

平成十三年四月二十六日(木曜日)議事録から

「時代に合わなくなったからとか世界の流れと合わなくなった、もしくは、外国ではしょっちゅう変えているじゃないかといったような議論もございますけれども、むしろ私は、一度、真っさらな段階から、我が国はこうあるべきだ、こういう方向を目指すのだといった形で書き直した方が早いのじゃないか、そういうスタンスを持っている一人でございます」

日本有事3つのシナリオ VOICE 2003年3月号

先日もアブダビで「イラクより北朝鮮のほうがよほど危険じゃないのか。中で何をしているかがまったく見えない」と鋭い指摘をするアラブ人と会いましたが、たしかにそのとおりですね。」


「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうるのですが、それを明言した国会議員は、西村真吾氏だけです。わずかでも核武装のニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三官房副長官も言論封殺に遭ってしまった。」