そこにあるものが
例えば 僕の歌で
それを聞いた君が
泣くことをやめてくれたなら
僕は天使になれたと
君を守っただろう
ここにあるものが
例えば 僕の晩ごはんで
それを食べた君が
笑顔で話し始めてくれたら
僕は救世主になれたと
君を愛し続けただろう
どんなにつまらないことでも
君と僕の間で
それが幸せに繋がらないものはないと
信じていたけれど
どこかで聞いたような
どこかで食べたような
曖昧だらけの記憶のはしっこ
それが僕だけの片想い
それが君とのさよならの距離
優しさが育てる
淡い色の花が
どんな形でどんな色で
どんな香りを運んでくれたの?
雨の中でひときわ
揺れる紫陽花が
香りすら見えない夜には
移り変わる色も見えない
どんなに些細なことでも
君と僕の間で
それが悲しみに繋がるものはないと
信じていたけれど
どこかで見たような
どこかで感じたような
曖昧だらけの記憶のはしっこ
それが僕だけの片想い
それが君とのさよならの距離
でも
たった一つ
忘れたくないものがあるよ
どんなときも
僕はいつも
君を想っていた
…君を想っている
この詞は槇原敬之さんをイメージしました