君のアドレス
消せないまま
増えてゆく
未送信のメール
面倒に思った
返事さえ
返す場所がなくなった今も
探してしまう
伝わらない
想いのもどかしさ
伝えたい
想いの切なさ
君を遠ざけた
意味は
なんだったんだろう
こんなにも
寂しいのなら
風は
冷たくなったよ
あの青い海も
暗く沈んで
僕の
想いを消すように
波は
繰り返す
君を
思い出そうとして
浮かぶのは
いつも
僕を見上げてた
空色の瞳
君の空から
こぼれた雫も
僕は
拭おうとしなかった
最後に
君が見せた
精一杯の笑顔も
気づかなかった
それが
決意だと
君が打った
ピリオドが
残したものは
広くなった部屋に
彷徨う
受け取り手のいない
想いだけ
伝わらない
想いのもどかしさ
伝えたい
想いの切なさ
君を遠ざけた
意味は
なんだったんだろう
こんなにも
寂しいのなら
波音がひどく
僕を責めるけど
何も
言い返せない
君の瞳に映る
青空を
二度と
見ることはない