透き通る白い指は
その心根を
想像させる
冷たくもあり
優しくもあり
残酷でもあるようで
精霊のような
儚さを漂わせ
その微かな香りは
触れたいという衝動に
駆られる
捕まえなければ
消える・・・
白い壁に囲まれた
この部屋からは
唯一の窓が
鮮やかな緑の森へと
僕等を誘うのに
刻々と進んでゆく時を
止めなければ
止めなければ
僕は
何ができるのだろう・・・