制作に向けてサポートメンバーに会う為に東京に出向く。2本のギターを担ぐのは毎回ちょっとしんどいなと思いつつ、サポートメンバーに会えるのを楽しみに重い足を運ぶ。
建設的で、そして穏やかな時間を過ごす。サポートメンバーの2人は自分を更にミュージシャンにしてくれるように思う。
帰り道、駅のホーム。目の前で走り去る電車を見る。
理由もなくふいに「ああ、またお前か」と顔を出す不安感。いつだって厄介だなぁとうんざりするが、受け流すでもなくそこに置いておくことにする。
ぽんと投げ捨てられたなら楽だけど、そんな簡単なもんじゃないよなお前さんは。こうなれば肩組んでとことん付き合ってやるよと覚悟を決める。そう思えるようなったのもここ最近だ。
いつだって生きているというより、生かされている日々だ。どうせ生かされてる日々なら、これも人生だよなとひとつひとつ受け止めていきたい。それだっていつか人生の深みになるのなら、全てアイムオーケーだ。