私たちが診断時に使っている「~感」という表現
間延び感とか、寂しさ感とか、
詰まり感とか肩幅広感とか頭大きさ感とか
言葉の表現でなんとなく想像はつくと思うのですが、
改めてじっくり解説してみようかなと思います。
今日は“間延び感”
PLUS診断士は、触診、視診(病院みたい?)のあとに
スタイリングを行っていますが、
その目的はタイプを探るためだけでなく、
「あなただから似合うポイント」を見つけるためなんです。
数回着替えていただいて、
洋服を
広げたりおさえたり
長くしたり短くしたり
空けたり詰めたり
重ねたり、纏わせたり
ヘアスタイルを変えてみたり
「ここをこうすればもっと美しく見える」
というポイントを探して調整していきます。
その「ここをこうすればもっと美しく見える」
というポイントが「間延び感の調整」と言ったとき、
どこがどう見えていてどうすればいいと判断しているのか?
解説します。
まず、間延び感が生まれやすいところは、
首(頭~肩)
ウエスト
~全身
これが間延び感が出ている状態↓
洋服を着た状態で、
首やウエスト~全身のどこかに
間(あいだ)があきすぎている
もしくはどことなく締りがなく見えるところ
間(あいだ)があきすぎている場合は
その間を埋めたり、
動きをつけて視線を分散させると解消できます。
シルエットは同じ↓
だけど、アクセサリーで埋めたりベルトで分断すると間延び感は消えます。
また、洋服や小物を使ってメリハリを作ることも有効
重ねたり、形を変えてなだらかなラインを打ち消します。
上下で分かれている場合は、
トップスによってウエスト位置が下がっていないかチェック
位置を変えるだけで解消することもあります。
間延び感を寂しさ感と表現する時もあります。
「ここになにかが欲しい、
じゃないと物足りない!」
という印象は寂しい感じにも繋がるから。
間延び感の調整が必要な方はウェーブタイプに多いですが、
ストレートタイプ、ナチュラルタイプにもいらっしゃいますよ
例えば、
典型より首が長いとか、
肩幅が狭いとか、
メリハリが少ないストレートタイプ。
ストレートやナチュラルタイプでも
ラインがウェーブ寄りの方、
なで肩でらっしゃるなど。
骨格タイプは3種類ですが、
ボディバランスを含めると似合うシルエットや
スタイルアップのポイントはそれぞれ、
解消の仕方もそれぞれです。
だから診断士はアイデアの引き出しが必要。
今日は診断士目線で“間延び感”を解説しました^^
3年前?のものですが、
この写真はとっても分かりやすい
間延び(左) 間延び解消(右)
次は“詰まり感”を解説します!