「にんじん」ぶらさげる?~こどものやる気について~

 

こんにちは☺

ご訪問ありがとうございます!

 

わたしは、こどもたちの居場所づくり事業に携わっているのですが...

そのこどもたちの居場所で保護者から

 

・「○○しない」

・「○○できない」

例えば

・宿題をしない

・字を丁寧に書けない

・ゲームをやめられない

 

といった声をきくことがあります。

今日はそんな声に対して書いてみようと思います。

 

 

こどもの「しない」「やらない」「やりたくない」という姿

 

これらに対し、

「○○できたら、△△(ご褒美)をあげる、または△していいよ」

ってひとつの解決策、対応策だと思います!

 

 

 

 

ここで立ち止まって欲しいなと思うのは、

与えるご褒美(またはご褒美的な物事)は、何に対してのご褒美なのか

 

という点。

 

 

・宿題をした。漢字練習をした。

という結果?

 

・宿題をやろうと思い取り組んでいること?

漢字を練習してみよう!と思い、練習したこと

という過程、心の動き(心持ち)?

 

ご褒美がもらえるということは変わりませんが、何に対してのご褒美なのかで、こどもの気持ち(自分の何を認めてもらったか)は大きく違ってきます。

 

 

つまり

次回につながる本質的な「やる気」につながるのか

または、そのときだけの「やる気」になってしまうのか

 

ここに違いがでてくると思います。

 

 

例えとして、「にんじんをぶらさげる」という表現がありますが

*働く気や、勉強する気がない人に対し、ご褒美(お金や物品など)を目の前でちらつかせて、奮起させること

 

 

にんじんをぶらさげることで、何を育てたいと狙うのか

ここを一度立ち止まって欲しいなと思います。

 

とはいえ、状況的に、ニンジンをぶらさげることもあるし...,

 

じゃあ具体的にどう関わる!?ということを

グローバル子育てコンサルタントの林智代乃さんと、DAAグローバル子育てコーチのみなさんと配信させて頂いているPodcastにてお話ししています。

 

気になったかたは、ぜひ聞いてみてください!

 

 

 

 

宿題や学習をしてほしい!

など、こどもの将来のためにあれこれ思考錯誤される気持ちは、そうよね!と思うところであります。

 

一方で

 

その活動をしてほしいのが、こどもではない別の大人だった場合、

・大人がゴールを決めていたり

・大人がレールをしいていたり

と、活動の主語がずれる場合があるのかなと、勝手に気になってしまうご家庭のお話を伺うことがここ最近続いていたので、改めてこの記事を書きました。

 

 

ものすごく極端に例えたら

親の望むことをしてほしいからと、1000円あげると、お金が欲しいところが動機になってしまい、その後もどんどん金額を高く設定しないとやらなくなる。

っておこさんがなってしまったら、そんなつもりではなかった...って大人側は感じるはずです💦

 

大人がこどもを動かす。というより、いずれ自立していくからこそ

 

こどもが自分自身で、(学びや活動を)選択する力を育むことで

その都度その都度「にんじんをぶらさげる」にならず、本質的な

・「選ぶ力」

・「選びとる力」を育める機会になると思っています。

 

 

 

そのためにも、

・自分はどんな人なのか

・どんなことが好き、得意か

・どんなことが課題なのか

といった自分を知っていくとこってやっぱり大事だな、と💡

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!