国立民族学博物館のビ―ズBEADS展に行ってきました。<その2> | 愛知県安城市 こきりんの1日で完成するアクセサリー教室

愛知県安城市 こきりんの1日で完成するアクセサリー教室

ビーズステッチ・ビーズクロッシェ・ワイヤーワーク・樹脂粘土・チェインメイル・マクラメなどの技法を使って、あなたのアクセサリー作りのお手伝いをします。朝作って夕方使える・・・そんなお教室、一度のぞいてみませんか?

愛知県安城市のアクセサリー講師 こきりん です。

 

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国立民族学博物館BEADS展

3ヶ月以内の再訪にはリピーター割引があるそうなので券は捨てないでくださいっ!

 

今回の展示は、

 

穴のあいたものをつないでいくのは人間しかできないことである

 

ということからビーズを通して人間を探っていく展示になっています。

 

動物の牙や歯

貝殻

植物の実

ガラス

プラスチック

 

いろいろなものに穴をあけてつないで・・・

それはいったい何のため??

 

きれいに見せる

権威の象徴

故人の思い出

大事なものをなくさないため

魔除け

宗教具

 

 

最初のビーズでつなぎはじめてから、10万年

世界各地で今もつないで使われています

 

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どこの国でも使われていたらしいこのタカラガイ。

子供のころ、海の家とかで売っていたような気がします。

のれんだったり、ネックレスだったり・・・

 

昔からあったのは、木の玉をつないだ数珠、木の玉も立派なビーズです。

 

世界では、古代から現在までいろいろな装身具にビーズが使われています。

しかし、日本では、着物を着ていた時代にネックレスやブレスレットが不要だったからか、

ビーズの文化がありません。

 

古墳時代から奈良時代くらいまでの管玉・勾玉から

 

いきなり

 

高度経済成長期のビーズバッグにまで飛んでしまうというのです。

ビーズバッグやビーズで作ったがま口財布とか流行ってましたよね。

私も成人式はビーズバッグでした(笑)

 

そういや、着物の豪華なものに金箔や金糸銀糸を使うことはありますが、ビーズを刺繍してしまうのは

昔はありませんでした。

かんざしの珊瑚やめのうくらいしか江戸時代の装身具のビーズって思い浮かびません。金属のキラキラしたビラビラのついたかんざしはあったと思いますが…

 

源氏物語絵巻の女性たちがネックレスをしていないのは間違いないので、

高松塚古墳の壁画を調べてみました。

やはりネックレスはしてなかったです。

http://web.joumon.jp.net/blog/2009/02/720.html

↑のサイトの朝鮮の永泰公主墓の仕女図の女性たちもネックレスをしていないので、

当時はネックレスをしないのが流行だったんでしょうか??

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%89%87%E5%A4%A9

中国の則天武后の肖像画には耳にピアスがされているよう見えますし、

時代は下りますが清の西大后は豪華なピアスをしていたようなので、

ネックレスはなくても中国にピーズの文化はあったようです。

 

古墳時代の副葬品には、管玉があるので、日本にもネックレス文化(笑)があったのは間違いありません。

 

そして、天平時代の仏像、阿修羅だけでなく他のものもネックレスをしているので、文化が伝わっているのも間違いありません。

 

飛鳥時代~の天皇陵の副葬品がとっても気になるところです。

 

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画像は暗いですが、東大寺南大門の金剛力士像のアンクレットです。

デザインとしては今もありそうな感じ。巨大なメタルビーズがふさわしいかなとも。

強そうですしね。

 

 

奈良時代~江戸時代までの日本(少数民族をのぞく)では、指輪・ブレスレット・ネックレスなどの装身具のない文化だったんですね。

これは世界的にも不思議なものですね~。

 

 

 

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