こんにちは、コキチです。

延床30坪未満のコンパクトな家を建てました。

設計のポイントも交えて紹介しますので、これから家を建てる方の参考になれば、幸いです。



今回は乾太くんの紹介です。




と言っても、乾太くん本体の紹介ではなく、

乾太くん導入の経緯と乾太くん造作棚の紹介になります。



まずは導入経緯から。


乾太くんの導入は、注文住宅の設計検討で悩んだポイントのひとつです。


普通に設計すると、

1階で洗濯し、2階のベランダで干す。

という形になります。


⇒南側に庭があるので、1階でも干すことができますが、オープン外構なため、景観も考慮すると、1階干しは避けたい。。


で、間取り検討中に新居生活のシミュレーションを実施


毎朝毎朝、洗濯物を干すために2階へ上がり、ベランダに出て洗濯物を干す。

夕方になると2階へ上がり、洗濯物を取り込む。


うーん、イメージしただけで、とても大変だなと。


特に重い洗濯物を持って2階へ上がるところ。

階段幅、そんなに広くないから、たぶん体の横で持てない。


両手で前に持って上る?

片手で後ろに持って上る?


うーん、イメージしただけで、とても大変だ。



そこで、洗濯家事で階段を上り降りしないための解決方法として、3つの策を検討


・洗濯機を2階に設置

・ランドリールーム(室内物干場)の採用

・乾燥機の導入


1つ目については、

HMでチョイスしたプランの制約上、洗面室&浴室を2階で設計できなかったため、断念


2つ目については、

建床面積の都合、1階にランドリールームを採用するスペースがなかったため、断念


で、3つ目の乾燥機で検討を進めることに。



乾燥機も、乾燥機能付の洗濯機と、独立型の乾太くんの2つの選択肢がありましたが、朝に2回洗濯機を回すことがある我が家は、乾太くんを選択することにしました。


で、乾太くんのメリット・デメリットを調べまくり、結果的に導入する運びとなりました。


使い始めて半年経ちますが、導入して良かったと実感しています!


1番のお気に入りは、フワフワのタオル。



続いては、造作棚の紹介です。


乾太くんのメリット・デメリットや使い勝手については、色んな方が紹介していますので、ここでは乾太くん導入にあたり、造作棚を採用しましたので、その紹介をします。


造作棚

予算の都合もあり、造作棚は壁と棚板というシンプルな形にしました。

洗濯機の配線や乾太くんの配管を隠してスッキリさせながらも、しっかりとした造作棚にしたかったため、洗面台との壁は少し分厚くし、高さは天井までとしました。

また、壁と棚板をホワイトに統一したため、思ったよりも圧迫感が出ずにスッキリした見た目になりました。

参考までに各箇所の寸法情報です。
棚板の高さ:床から137cm
棚板の厚み:3cm
棚板の幅:82cm
棚板の奥行:72cm
棚板から天井まで:100cm
壁の奥行:78cm


洗濯機の蓋(閉めた状態)
洗濯機の蓋を閉めた状態だと、蓋から棚板まで48cm

蓋が平らなので、乾いた洗濯物はこの上で畳むことができ、タオル類・下着類・パジャマ類はそのまま後ろのサニタリーフロートへ収納する流れです。


洗濯機の蓋(開いた状態)
蓋から棚板まで約8cm


乾太くん配管

乾太くんの配線
乾太くんの配管・配線も洗濯機と同じく左側で設計


おまけ
乾太くんで乾燥できないものは、隣の浴室に干します。

夏場は乾きますが、冬場は浴室乾燥を使わないと乾かないかもです。


結論

新築で乾太くんを導入する場合、専用棚より費用はかかりますが、配線・配管も隠せて、見た目もスッキリする造作棚がおすすめです。


以上です。
これから家を建てる方の参考になれば、幸いです。