真空に揺れる彼岸花
生離死別は避けられず
気づけば孤独の闇の中
疑問ばかりが増えていく
喜びは一瞬の夢のよう
哀しみは降り積もる雪のよう
涙で誤魔化すくらいなら
無声慟哭 血を流せ
皆は哀しくないのかな?
定められた時間の中で
心は削られていくばかり
自我の崩壊免れず
殺して生きるの繰り返し
愛の旋律は途切れ
暴力の戦慄が広がる
怒りに震えるくらいなら
無声慟哭 血を流せ
皆は辛くないのかな?
命は痛みと共にあり
痛みは愛と共にある
それでも何かを望むなら
無声慟哭 血を流し
生きていかなければならない

第五章 完