緩和ケアと聞くと 終末期医療と 思われるかも知れませんが

より良い QOL(生活の質)を 保とうとする医療のようです

 

高齢者の場合 緩和の考え方で 積極的治療はしない事が 多いので 

抗がん剤と言われて 治療するんですかと 思ったけど 

年齢的に 緩和治療という 考え方で 進んでいたようです

だから「卵巣がんの疑い」だけで 検査もせず 標準治療が 始まりました

 

初回は ボス的な先生が 緩和治療について じっくり 時間をかけて 

話しをしてくれました ホスピスの見学なども 勧められました

確かに この時 緩和ケアと 聞いていますね

「卵巣がんじゃないかもしれないね でも 薬は同じだから」

と言われたのは覚えています

でも 古希婆なので 子宮は 化石で 症状がないから 処置も なく

標準治療と同じように 進んでいき 手術まで たどり着いてしまいました

 

そして 手術は 婦人科のみ取り 大腸がんや 腹膜播種は「取れない」ではなく

「取らない」という 判断をされたようです

その方が 完治はしないけれど 手術後が 良いから

それが 緩和の考え方のようです

だから 排尿 むくみなどの障害はなく 回復も早く 

元気に 暮らしていける時間を もらったのだから 

その 判断に 感謝しています

これからは 癌と共存ですと 説明は されました

ストマとも 共存ですが

 

何故か 前々回の診察の時 突然 

主治医から「旅行とか 行ってますか?」って 聞かれて

「元気な うちに」って ことかなって 思って 気になったんだけど

「先生の読み 今まで 全部 外れているなあ」

 

古希婆の余命は がんばる皆さまのために