本日はリクエストが有ったので消費動向についてです。
ここでは一般的な商品の購入心理や、行動を紹介します。
美容用品のユーザーの消費行動について少し考えてみる。
新規商品を買う際には当然ブランド力が影響してくる。もともとユーザーがそのブランドに対して強い信頼感を抱いていれば商品購入の際のハードルは必然的に低くなる。
しかし、ブランドとユーザーの信頼関係が構築されていない状況だと話は全く違ってくる。
ここで言うハードルとは新規商品を購入する際にどうしても通らなければいけない「トライ」というファクターである。
このトライをターゲットに迅速に行って頂くようにブランド(メーカー)はサンプル配布などを行うが今回は行わないものとして考えてみる。
消費者の消費動向として多くは公的認知度、つまりどれだけ世の中に露出しているか、皆が知っているブランドか?その個人の購買の選択肢に入れるかどうかは大方そこできまるであろう。
つまりブランド認知度の低い商品は消費者の購買の選択肢にも入れないのが多くを占める。では現状で強い印象を日本国民もしくは全世界の人々に植え付けている企業のみが儲かって仕方がないのではないのだろうか?
ということになるが、どうもそうでもないらしい。先ほども言ったように消費者の選択肢に入ることが第一のステップなのだが、購買という関門は全く別のはなしではないか?
例えばこういうことである、有名ブランドが巨額のお金をかけて広告活動を行う際に多くの意味はやはり商品の認知がメインだろう。TVというメディアにウン千万、ウン億円をかけて広告しブランドは認知度、購買の促進を図る。
ユーザーは毎日垂れ流しのTV広告にうんざりしながらも不思議と商品を購入する際の選択肢に入っている。つまり広告の意義とはユーザーの潜在意識の中に商品イメージ、データを落としこみ、
商品を知ってもらえば後は何とかなるだろう的なメディアにぶら下がったメディア先行型の購買促進活動なのだ。
実際雑誌にしても有力広告主に不利益な記事自体取り扱わない。メディアにぶら下がっていてもイニシアチブは大手広告主が持っているので広告主のラインナップでかなり雑誌の特色が企業じみてしまい、
結局雑誌自体何の意義があるのかと思ってしまうが、まぁ雑誌もビジネスだから仕方がない。
しかしここで矛盾というか、消費者を小ばかにしているとも取れる事実が浮き彫りにされる、つまりこういうことだ。
企業は 「私たちは今度このような商品を作りました。大々的にTVや雑誌を使って広告活動を行います。でもメディアには圧力をかけて悪いイメージは言うなと言ってるから消費者のみなさん上手く乗せられて買ってくださいね
どうせ細かいことは覚えてないだろうし、わからないだろうからさ。イメージだけ覚えておいてね!!」
まぁ多少脚色してしまったが大まかにはこのような態度に取れる。改めてみてるとホント馬鹿にしてるなぁ。
しかしユーザーが消費行動、購買行動をとる際にこのようなフローになることは現在でも多いし、私自身も見事に策略にはまってしまうことも気づかないうちにある。
ではユーザーの選択肢に入れない商品、ブランドでない商品は全く売れないか?ということになってしまうが意外とそうでもない。
最近の調査(調査機関は忘れた)では商品をブランドで選ばない消費者が増えてきていることから、その商品が持つ「商品力」を別の部分で判断する割合が多いことがわかる。
そう、クチコミである。商品購買の際にその商品に対しての情報を集め購入の判断基準とする場合と、自分以外の人間の影響力に左右される場合と二通りあるが
多くはコミュニケーションコミュニティで影響、判断することが多い。
それに、人間の心理として「仲間はずれは嫌だが、個性は大事にしたい」という心理がある。
それは日常身に着けるもの、使うものにも当てはまる。要するに「世論に身をおきながらマイノリティな自分が好き」ということだ。
その為に消費者は情報を探し、自分が認める(影響力のある)人間に共有を求めたり、また情報を欲する。
また、コミュニティ、コミュニケーションの利用のもうひとつの用途として「失敗から学ぶ」というのがある。
これはすでに脳生理学上でも解明されている「人間は失敗からしか学べない」という事実からもわかるように。
他人の失敗談を聞き、情報を厳選し、投資のリスクを最小限に抑えるという行為だ。
クチコミ自体は良いほうに転がれば伝わるごとに脚色されたり、時に商品価値を飛躍的に高める効果がある。俗に言う「話題が転がる」ということだ。
こうなったらしめたもので、黙っていても商品は売れていく、そして結果としてメディアへの露出を獲得する。
後はブランディングを置かれている環境を利用して行うだけだ。
しかし悪いほうに転がると取り返しのつかない事態になってしまうのもこのマーケティングの手法でもある。
特にコミュニティ等で広がった悪いイメージはいくら頑張っても巻き返すことは難しい。
人間はいいイメージより悪いイメージの印象が強い。
言わば諸刃の剣的な手法だが仕掛けや商品力がしっかりしていれば良いほうに転がることが多い。
それに多大な予算をかけてもブランド、商品イメージはどこで崩れるかわからないので投資リスクは少なく効果は期待できる。
今はインターネット上でクチコミでの販売網を築く事が出来る。アフィリエイトだ。
広告主がASPと呼ばれる広告仲介業者に依頼し、ASPがあらかじめ契約しているアフィリエイター(商品紹介者)に広告主の商品を紹介する。
紹介されたアフィリエイターは広告主の商品画像、もしくはECサイトのバナーを自分のホームページに張ることにより、商品を紹介する。
そして商品を紹介してそこの経由で商品の購買が起こった場合はアフィリエイターに成果報酬が発生する仕組みになっている。
いまは「ブログ」と呼ばれる比較的簡単に自分個人のページを持てるサービスが流行している。
そこでアフィリエイター自体が商品を購入し、体験談や効果をインターネット上でクチコミできるシステムがある。
今後ブログの普及はまだまだ加速し、拡大するであろうと予想されと共に、アフィリエイトの規模も拡大の予想がつく。
今後はリアルバイラルマーケットとインターネットバイラルマーケットとでのインタラクティブな手法を取り入れ独自の販売網を築くべきである。
平日昼間家にいる主婦や、定年退職した年配者、時間が余っている学生等のクチコミ販売員を集め彼ら、彼女らに有益なビジネスを提案するべきだ。