キン肉マン-完璧超人始祖編-
【評価】85点
ストーリー：★★★★
キャラ：★★★★★
作画：★★★★
おすすめ：★★★
判定：良アニメ
【一人ひとりの超人に歴史あり】
毎週のアニメ キン肉マン感想、他アニメの総評してるせいで最終話分を書き忘れてしまった。
遅ればせながら最終話感想を兼ねて総評も一緒にしてしまいたい。
まずは、2期発表キタ～～～～！！！！の件についてだね。
いや、来ないと導入だけで終わることになるからやってもらわな困るんだけど。
そして、3期、4期ときてもらわないと始祖編、どう考えても終わりそうにない件。
とりあえず、ここまでのレビューを一端簡潔に書いちゃおうか。
今回、当ブログで1話づつアニメ感想を述べさせてもらったが、俺はそのくらい「キン肉マンオタク＝通称肉オタ」なわけで、キン肉マンは幼少期から今現在にかけてのバイブル。
もちろん完璧オリジン編も既読だし、なんならこの辺は単行本持ってる。
原作既読済みアニメはあまり触れない傾向な俺だけど、キン肉マンだけは別。
アニメ化発表のときから待ち遠しくてたまらなかった。
今シリーズの見所については、1話づつ感想で何度も述べたけど、旧シリーズの「7人の悪魔超人編」のキャラたちの復活である。
ブラックホール、ステカセキング、スプリングマン、アトランティス、ザ・魔雲天、あとミスターカーメン、そして正義超人軍から悪魔超人軍に復帰したバッファローマン！
彼らは旧作で敗れ去ったあと、メインキャラとなったバッファローマンを除けば、味方になって戦うことは1度もなく、そのまま作品からフェードアウトしていった面々だ。
ところが！肉オタの中では彼らも約30年の間ずっと忘れられない超人のひとりであり、脳の片隅で生き続けてきたキャラクターだったわけなのですよ。
そして連載終了から『キン肉マンⅡ世』を挟み早25年、2011年に再スタートした新シリーズで、あの7人の悪魔超人が復活！
戦いがインフレしたリングで、あの超弱かったステカセキングが旧作最終章に登場する「マッスル・インフェルノ」を炸裂させて大暴れ、そんなの激アツにも程があるでしょって！
ここからはアニメについて。
アニメーション制作はProduction I.G、80年代に旧アニメを作った東映アニメーションは製作委員会として名を連ねる。
残念だったのは配信がNetflix独占配信だったこと。
アニメファンの多くは、アマプラやABEMAの無料版で楽しむ人が大半で、余程アニメ好きな人はDアニメストアに加入してる状況。
逆にNetflixやDisney+は、アニメだけを見たい層には向かず「独身配信」なんてものは害悪でしかない。
我々ファンはテレビを録画するなりして見るだろうけど、知らない人がふと配信を見て後から追いかけるということは実質不可能になったわけで、若いファンに今からキン肉マンを追いかけてもらいたい身としては非常にショックな一報であった。
ただ、独占配信によるキャッシュインフローは馬鹿にならない。
お陰でアニメーション実制作を実績あるI.Gさんに発注することが出来たのだから。
作画については肉オタの俺も大満足なクオリティで、手間がかかるレスリングバトルを丁寧に描いてくださり感無量だ。
セリフやシーンに一部変更はあるものの、基本的には原作に忠実丁寧な形でアニメーション化してくれたよう見受けられた。
特に今シリーズのベストバウトは「アトランティスvsマーリンマン」だと原作リアタイ時から思ってて、この試合辺りまで作画が絶頂を保ってくれたので大満足。
キン肉マンの試合くらいから若干息切れがあった気もするが、そこまでが良すぎただけで以降も全然問題なレベル。
低予算アニメじゃなくて本当に良かったと思う。
明らかに既存ファンに向けた映像化の本作、新規獲得などという過ぎた妄想は最初から抱くべきではなかったのかもしれない。
でも、もし仮に今後アマプラ等で配信が開始されるようなら新規の人にも機会があれば視聴してもらいたい気持ちも当然あるので、よろしくおねがいします。
ストーリーは1期は序章が終わり、ようやく正義超人のメインキャラ、ロビンマスク、ラーメンマン、ウォーズマン、ブロッケンJrの人気キャラが参戦するところで2期に続く。
とはいえ、新章は「7人の悪魔超人」という伏兵の参戦が個人的最大の見せ場だったので、俺としてはここまでで十分満足してたりして。
一応、スプリングマンやブラックホールの見せ場がまだ残ってるし、後続の「悪魔六騎士」そして「あのお方（笑）」の参戦あるので1月の放送が楽しみだけどね！
って、正義超人には何も期待しとらん自分に草ｗ
アトランティス「悪魔なんかを応援してたら、ろくな大人にならねぇぞ」
正解！お陰でろくな大人になりませんでした！！
