昨日はファーストデイで安かったので映画館に行ってきた。
何を観るかはっきりとは決めないままではあったが、興味があった『猿の惑星』は上映終わってるし、ブシロードの『家出レスラー』はうちの県そもそも上映すらしてないし…(笑)
消去法で『劇場版ウマ娘 新時代の扉』にしましたよ~!
以下感想です。
今から観賞予定の人は読まないでね。
とりあえず映像ですね。
3期と比べてダンチで凄かった。
アニメーション制作はCygamesPictures。
自社制作の方が明らかに映像に何倍も金かけてんだよなー
どう見てもTRIGGERが作ってるようなシーンあったし、CygamesPicturesって言っても完全自社ではなく、大金叩いて大手に外注してんだろうなあと。
またエンドロールにWIT STUDIOもあったが、振り返ればレースシーンはWITっぽい描写がほとんどだった。
サイゲ自社制作を自称してても、実質WIT×TRIGGER共同制作と言っても過言でない気がする。
世界観や内容は『ROAD TO THE TOP』を継承してる感じ。
RTTTは3強時代を描いていたけど、あの後は史実通りオペラオー1強になってまったんだな。
モブと化しても現役続けてるトップロードに哀愁を感じた。
一方、スピカらイツメンはほとんど出てこなかった。
主人公はジャングルポケット。
とはいえ、競馬知識のない俺は名前くらいしか知らん。
アニメのときは、wikiで史実の戦績見たりして勉強しながら視聴していたけど、さすがに映画館で携帯いじったりは出来ないので完全に「ウマ娘のストーリー」として楽しませてもらった。
ポッケは・・・・なんつーか、今までのキャラと違って、完全に萌え要素を捨て去った昭和の少年漫画の主人公でしたなw
さらに他のメインキャラもダンツ以外は、全員あまり「女の子」を感じさせないキャラで、フォルムを男性可すればそのまま「ウマ息子」でも成立した感があったわ(別にそれは悪いことではない)。
ストーリーを評価するの難しいよな…
同世代に力を持ったライバルはいたものの、ポッケとは多分全盛期が全員被らなかったから。
最強格のアグネスタキオンは早々に引退するし、マンハッタンカフェが強くなるのは今作の後っぽい…
史実縛りのせいで盛り上げるに苦労してるようには感じた。
世代が異なるオペラオーとレースが被ったのは最後のジャパンカップのみで、両者の絡みを見せるのは無理だったしな。
ジャングルポケットのストーリーでよく2時間のストーリーを成立させたとすら感じる。
また、タキオンに残った「現役への微かな未練」を何度も描写することで、正式な主人公はポッケながら、タキオンが「ラスボスと見せかけたもう1人の主人公」みたいなポジションに映った。
一方でカフェやダンツがあまり印象に残らないモブだったのは残念。
先輩のフジキセキとの絆もやや強引ながらちゃんと描いた。
史実でポッケと調教師が一緒ということで、ストーリーを考える上で重要な役目を担うキャラだったと思う。G1出走前に引退したのにウマ娘化するとは果たしてどれだけの名馬だったんだろうか。
てか、フジキセキはあの爺さんと完全にデキてるよなあ…w
若い頃、引退してからもずっとトレーナーの傍にいるんだもんなあ…
RTTTのときもそうだったが、ウマ娘って基本♂と接することお父さんくらい年上のトレーナーとしかないし、禁断の関係になるの不可避やろこれ…
総評。
映像100点!
ストーリー70点!
いや、難しかったと思います。
というか史実縛りがある以上、長編で2期のテイオー以上のストーリーは絶対生み出せないし、そこまで期待しちゃいけない。3期にしてもそうだけど。
その中でこういう短編ストーリーで色々なウマ娘にスポットを当てることはまだまだ出来ると思う。
次回作もあることを期待します!
色紙はカフェでした。
イマジナリーフレンドについての詳細は結局作中で明らかにならず。
もっと活躍させてほしかったな~