ぽんのみち
【評価】69点
ストーリー:★
キャラ:★★★★
作画:★★★
おすすめ:★★
判定:凡アニメ
【麻雀しない麻雀アニメ】
「ポンポポポン、ポ、ポポポポン、ポンチー!」
というオープニングが頭がから離れない(笑)
いや~、もう本当訳の分からないアニメでした。
最初から最後まで何が目的のアニメだったか分からなかったし、誰をターゲットにしたアニメかも分かりません。
強いて言えば…女の子のグダグダした何もない日常?
ひとつはっきり言えるのは麻雀はあんま関係なかったです!!www
全然「凡アニメ」じゃないですね。もちろん「良アニメ」でもなく…ずばり「謎アニメ」です!
散々なこと言ってますが不思議と視聴意欲は高めでした。
何も起きないからこそ気軽に視聴できる…はっ!もしや「頭を空っぽにして見れる」という未だ理解しかねる謎ワードが示すアニメとはこの作品のことだったのでは!!?
たしかにひたすらボーッと見てるだけでそれなりの幸福感を味わえました。
キャラクターは可愛い女の子たちでしたが、きらら作品のような萌え萌えしたキャラデザとは一風変わって、リアル頭身の巨乳美少女たちというのが割と新鮮でした。
なのでボーッと見れると言ってもきらら作品とは若干違った印象があります。
物語導入は雀荘が少女たちの遊び場になるところから始まり、このまま大会を目指したりするのか思いきや、第3話で早くも麻雀辞めて雀卓宴会に終始したのには唖然としました。
第5話付近で新キャラの麻雀ガチ勢、跳の登場でいよいよ本格麻雀ストーリーを再開するかと思いきや、海水浴にお祭りにクリスマス会!えぇ…麻雀は…?w
麻雀合宿とかやっても、ずっと遊び歩いた上、ついにキレた跳が強制麻雀を始めるも、全員クソつまらなそうに打って終いには寝落ちするという…w
麻雀やるために仲間になった跳が可哀想すぎる。
極めつけは最終話。
なんと「故障した電動雀卓を修理する」だけのお話で終わっちゃいます。
しかも、ただ普通に業者呼んで直してもらっただけ。主人公たちは見てるだけです。
なんなん…この最終回…w
しかしなんだろう。来週から『ぽんのみち』が視れないという現実を突きつけられると、どうしようもない喪失感が……いや、あんまないけど!w
キャラは女子高生ですが、学校生活の描写はゼロなのでJK設定はあんま意味ないです。
5人の中ではパイちゃんが好きでしたかね。あざといと分かってはいても。
主人公なしこちゃんの広島弁も好きでした。
「~ない」という台詞を自分の名前を引用して「~なしこちゃん」って言う口癖も流行らなそうで逆にハマります。
キャスティングも単純な若手人気声優じゃなくて、それぞれ絶妙な声優さんをあててたのは好印象でした。
そして、麻雀の精霊チョンボとは何だったのでしょうか…
明らかに非現実的な存在が異質なオーラを放っていましたが、結局終わってみれば存在意義は何ひとつありませんでした…って面白すぎっしょ、それ。
総評すると、変なアニメでしたが自分のツボを押さえる「何か」が在ったので嫌いではなかったです。
あとキャラデザって大事なんだと再認識して、これがデフォルメされた萌えキャラの日常作だったら最後まで完走出来なかったかもしれません。おっぱいが皆大きかったのも良かったです!
最終回ラストでまさかの新キャラ登場に、これは続編やるしかなしこちゃん…!?
…と思ったけど、多分あるわけなしこちゃんだと思います。。。
なんかの奇跡が起きて2期あったら是非視聴したいとは思いますが。